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ドイツ留学34週目

こんにちは、こんばんは、
日本はそろそろ梅雨の時期かと思いますが、ドイツでも最近は雨が降ることが多いです。南ドイツでは大雨の影響で河川の洪水を引き起こしている地域もあり災害レベルの雨となっています。日本でも毎年のように全国のどこかで洪水などの災害を伴う大雨が記録されていて、異常気象が異常ではなくなっているような状態になっていますが、ドイツも同様になっているのかもしれません。
さて今週は火曜日の講義が先生の体調不良により休講となりました。冬学期から感じていたことですがドイツの先生はよく休みます。(1つの講義で1回は必ずと言っていいほどあります)日本だと先生の体調不良で講義が休講になることなど、1年に1回あるかないかでしたので少し驚きます。これも一つの文化の違いかと思いますが、日本では体調不良で学校を欠席したり、仕事を休んだりすることを良しとしない文化があり、自己管理がなっていないと言われてしまうほどです。さらに毎日欠かさず来ることを美徳とし、皆勤賞などという賞状まであるくらいです。私自身も、多少頭が痛いくらいではバイトを休んだり、学校を休んだりはしないようにしてきましたし、休むことに対してマイナスなイメージを持っていました。しかし、ドイツに来てからは休むことのハードルが低いなと感じます。それは、それぞれの持っている体は違うわけで、キャパを越えれば体調が悪くなることもあるし、年中ずっと元気なんて人はそうそういないということが当たり前で、何より休むことに対してマイナスな捉え方をしていないように感じます。体調が悪い時は休んで回復することに専念した方が良いと考えていて、逆に体調が悪いのに休まなかったら帰るように促されるほどです。
日本と比較した時どちらが生きやすいかは一目瞭然ですが、これを日本でできるかというとそうもいかないと思いす。というのも、これは日本人の気質にも関わってくることだと思うので、いきなり日本の社会で受け入れられるかというと難しいと感じます。しかし、日本も少しずつこういう方向に向いていくと生きづらいと感じる人が減るのではないかと思いますし、まずは学校の皆勤賞を無くすところくらいから始めるのがいいのではないかと感じます。

今週は特に何もなかったので休むことについて書きましたが、しばらくこういう感じの記事が続くかと思います。
それではまた来週Tschüss!!

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