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ドイツ留学11週目

こんにちは、こんばんは、
今週はようやく滞在許可証(Residence Permit)が郵送されてきたので改めて滞在許可証を受け取るまでの流れ(詳しくはドイツ留学8週目)を紹介します。

まず滞在許可されるまでの流れですが、日本のパスポートを所持している場合滞在許可の申請は日本ではなくドイツで行います。ドイツに入国する際は観光VISA(90日間の滞在許可)扱いで入国します。その後90日以上滞在する場合や労働する場合などはVISAの申請をするという形となっています。申請から滞在許可証を受け取るまでに3つの段階があり、「1,役所に申請書類の提出2,指定日に役所にて本人確認3,滞在許可証が届く」となります。それぞれの段階の間に1ヶ月ほど要するため申請から現物を入手するまでに2ヶ月ほどかかります。

今週の水曜日にDresdenに行ったのでそのときに使ったDB(Deutsch Bahn)について紹介します。DBは日本のJRのようなものでドイツの各地域を結んでいます。種類も豊富でICE,IC,RE,RB,S-Bahnなどがあります。ICE,ICは大都市を結ぶ特急のようなもので、RE,RB,S-B-Bahnは地域都市を結ぶ快速や普通電車のようなものです。ICE,ICには1Classと2Classがあり、基本的に自由席ですがプラス5ユーロほどで座席指定をすることができます。チケットはDBのウェブサイトやアプリから購入できます。アプリで購入するとアプリ内でQRコードが発行されそれを車掌に見せるだけでOKです。ちなみにウェブサイトで購入した場合メールでPDFが送られてくるのでそれを印刷して持っていく必要があるので少し手間です。購入方法は出発地と目的地の指定、年齢層の指定、1Class or 2Classの指定、Bahan Cardやその他の割引券の有無などの指定をして調べます。日本で馴染みのないのが年齢層の指定だと思いますがドイツでは5つの年齢層に分けられています。Child(0〜5),Child(6~14),Person(15~26),Person(27~64),Person(65~)となり当然それぞれの層によって値段が異なるので設定ミスがないようにしないといけません。また、ICE,ICや他国を結ぶ長距離電車には早割があり、通常より1/4の値段で購入できることもあり、REやRBより安い値段で移動できますがキャンセルができないなどのデメリットもあります。(オプションで無料キャンセルできる場合もある)他にも時間帯や日、利用する電車によって値段が変わるので朝に出発するのと昼に出発するので10ユーロ以上違ったり、前日の同じ時間帯の方が安かったりするのでよく調べてから決めるといいでしょう。チケットのオプションも豊富で無料キャンセルや出発地と目的地で使えるCity-ticketsなどがあります。一方で隣国の電車が乗り入れるので乗り換え案内で他国から来た電車に乗る場合、別でチケットを用意する必要があるときもあります。そのためチケットの行き先がどこまでになっているかを確認しておかないと無賃乗車につながります。ドイツ(ヨーロッパ)は日本のように改札があるわけではなく電車内で検札をするため、チケットを所持しているかを確認してから乗車しましょう。あとDBは遅延や運行のキャンセルが日常茶飯事なので予定通りに来ることの方が珍しいです。そのためなのかICE,ICなどの長距離列車は20分以上の遅れまたは運行がキャンセルされた場合別の列車を利用して目的地に向かうことが認められています。日本とは勝手が違うので戸惑うことが多いと思いますがドイツに来る際はDBを利用して移動してみてはどうでしょうか。

それでは良いお年を!!Tchüss


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