昼間は伝道活動、夜はアルバイトの日々


勉強が得意ではないと思っていた私は、いっそのこと進学しなくてもいいんじゃないかと考えた。親は活動に集中するならと承諾し、通信科の学校へ進むこととなる。昼間は伝道活動、夜は生活費を補う位のバイトをした。

 まだ15歳位の私は欲しかった自分の部屋のテレビを買い、あこがれのソバージュパーマをかけた。あまり、なめられないように軽く化粧をして(これはただの言い訳)住宅街を歩き、夕方になるとラーメン屋でバイトをした。当時のバイト先の男の子全員が私をデートに誘ってきたけど(まじで)、まだその時はなんとなく断るぐらいしか出来なかった。本当は一度、ドライブに行ったけど何を話したらいいのか分からず、気まずいデートだった(笑) その時はまだ、自分がエホバの証人で他の子とは違うとやんわりでも伝えなければとは思っていたのだけど…

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