冬眠前の熊

大袈裟に言うなら、ここ最近の食欲は”冬眠前の熊”のよう。

食欲のコントロールが、難しくなっている。大してお腹が減っているわけでも無いのに、必要の無い義務感のようなものに捉われて(囚われて)しまう。

「ちょっとだけ」と何かを口にしてしまうと、それまで感じなかった空腹感が塀の向こう側から”ひょい”と顔を出してこちらへにじり寄って来る。そして僕が咀嚼を終えるのを見計らって、次の食べ物をそっと差し出す。

今週初めの「食事量や種類を出来る限り固定しよう」という目論見は、少しずつ崩れ去ってしまった。「”冬眠前の熊”だから」と半ば諦めつつも、有効な対策を練ることが出来ない自分がもどかしい。

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