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ピラミッド建設 ブラック職場ではないらしいが

奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
やっと来ることが出来た。

「わっ、デカッ」
大きな独り言を発してしまう。
桜井市のメスリ山古墳の器台型埴輪 高さ2.4メートル、径1.3メートル
日本最大の大きさ。
ジャイアント馬場さんより大きい。

古墳の上に整然と並べられている。
この器台型埴輪
勿論、一気に造り上げることはできない。
筒を製作して乾かし、再度積み上げる事を繰り返し
時間をかけて慎重に造られた後、数日かけて焼く。

古墳の上に整然と並んでいる埴輪
ちょっと移動させようとして
バランスをくずして倒れて隣同士割れてしまったりしたら・・
「納期に間に合わないじゃないか!」
などと、怒号を浴びせられたり。。。

古墳を見ると
巨大古墳に埋葬されるような
特権階級の人ではなく、
作業を実際にした人達の日々が目の前に浮かぶ。
埴輪製作に限らず、古墳造りのどのパーツを受け持ったとしても
日々の作業は重労働なはず。
食事は満足(←量的に)な量を摂取出来たのだろうか。

汗をかき、泥にまみれながら作業する人の姿が
見えるようでここでもタイムワープしました。

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