特別養子縁組の道のり

私達は、33歳の福祉職に従事する夫の私と31歳の医療職に従事する妻からなります。病気があった為子どもを持つことができなかったので特別養子縁組を選ぶことにしました。私は大学では心理学をその後福祉を学んでいたので、特別養子縁組については以前から知っており、この制度に対する抵抗はありませんでした。私から見れば、特別養子縁組での子育ては実子を育てるのと変わらないと感じていました。理由は先輩パパに話を聞いても、子供が産まれてからしかパパになったという実感が湧いてきずらいと言っていたからです。一方、妻は出産の経験がないため、特別養子縁組の感覚については正直わかりません。ですが子育ての価値観については夫婦でたくさん話し合って共有していました。
最初に児童相談所を通じて特別養子縁組の手続きを進めていきました。児相で登録して一年待って特別養子縁組の候補になれなければ民間を検討する予定でしたが結果的には児相で特別養子縁組を結ぶことができました。
民間は児相と並行して検討していました。選ぶ基準としてホームページから自分達と価値観が似ているところをピックアップして徹底的に調べてました。

児相から養子縁組の話がきて、初めて面会した際は1時間程度の短い時間でしたが、子どもを抱っこすることができ嬉しかった記憶でいっぱいでした。徐々に面会時間を増やしていくうちに子どもへの愛情が深まっていきました。初めての外泊はトラブルが続き、パニックに陥った経験から、私は保育士資格を取得することを決意し、無事に取得しました。

児相での特別養子縁組のメリットとして、養育費の支給や非課税世帯となる経済的な利点があります。しかし、選考基準が不透明であるため、自分達が選ばれるための選考基準に満たしているのか、足りないものは何なのか考えて常に不安でした。

特別養子縁組を登録するにあたって聞かれたことと夫婦で価値観を擦り合わせたことと、特別養子縁組成立後したこと、特別養子縁組で候補にあげてもらうために有利かもしれないこと、子育てで大切にしていることは今度書ける時に書こうかなと考えてます

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