特別養子縁組を登録するにあたって聞かれたことと夫婦で価値観を擦り合わせたこと

面談の日は緊張と期待で朝からそわそわしていました。
実際に聞かれたことは、夫婦の年収、貯金額、資産状況(不動産や株式など)、それぞれの家族構成、親族のサポート体制、自宅の大きさ、趣味、子育てに対する価値観、これまでの生育歴、希望する子供の年齢と性別、そして地域の公園や病院、通う予定の小中学校など、あらゆる面からの質問がありました。自宅は最低でも40㎡以上が必要だとされていたのでそれを見越して引越しをしていました。
特別養子縁組を希望する夫婦が望むのは、できれば女の子で0〜3歳の間の子供が多いような印象があります。実際私たちもそうでした。理由は、子育てのし易さが挙げられます。家事の分担に関しても、面談では重要なポイントだったのかなと考えています。妻に任せきりにして育児をしない夫なのかなど見られていたような気がします。私達は夫が家事の中心となっているという現状を明確に伝え、共同で家庭を支えるパートナーであることを伝えました。また、地元のインフラについても準備は怠らなかったです。近くの公園(実際に子供と遊ぶことを想定してどんな遊具があるかもチェックしました)、保育園(どんな保育スタイルをとっているのか)、公民館、図書館、小児科病院、そして子供が通う予定の小学校・中学校について調べ、面接する児相職員と東京都職員にはその地域で子育てをする具体的なビジョンを示すことができたのは良かったことかなと思っています。
実際には安定した収入や将来夫婦どちらかが亡くなったりした時の親族のフォローや資産がどの程度あるかなど子供を育てるにあたり児相が安心できる材料をどの程度伝えられるかが重要な気がします。
なので使用していない不動産や車を持っているなら売ってしまって現金があることを伝えるのも一つの手かなと思います。

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