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歩行につなげるための立位の評価と介入

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より良い歩行をつなげるためには、立位でどんな所をポイントに評価をして、どう介入していくべきか?を一緒に考えていきましょう!
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2020年5月の記事一覧

分回し歩行の改善のためには?

脳卒中の方の歩行時、麻痺側の下肢を振り出す際にみられる「分回し」。 脳卒中の方自身も外見的にも、また歩行時に麻痺側にある椅子や机の足にぶつけたり、介助者さんを蹴ってしまったりと生活場面での不具合からも何とかしたいと思っている方もいます。 今回はそんな「分回し歩行」について考えていきましょう! 分回し歩行とその理由は? 分回し歩行は、麻痺側の下肢(上図では右下肢)を真っ直ぐ出さず(出せず)に、 外側から振り回すように前に出す ような歩き方のことですね。 分回し歩行

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歩行と立位に共通する要素とは?

歩行を改善するためには、歩行の繰り返しが必要でしょうか? もちろん歩行訓練は重要な練習です。しかし異常歩行を呈する患者さんに対して、ただただ歩行訓練を繰り返すことで正常歩行に近づいていくでしょうか? 徐々に良い方向に変化をしていく人もいます。 でも、その患者さん特有な歩行パターンが定着していってしまう場合もあります。 私たちが関わる中で悩むのは、後者の歩行の繰り返しだけでなかなか良い方向に変化をしない、代償が出現したり、恐怖感から歩行訓練そのものが積極的に行えない患者さ

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