橋を架ける仕事についての往復書簡#12

長野より瀧内です。
出張の移動の話がありましたが、こちらも県内の移動が増えてきました。そして、これまでの分が重なりすぎて、たまーに起きるアクシデント的な県内大移動が入りそうになっていたりも...(一昨年は、長野市→木曽町→佐久市→その日中に長野市なんてことも。(もちろん自分で運転してです)地図で見るとわかりますが、引いちゃうぐらいの移動距離です笑)そして今回、期限が過ぎてしまいました。仕事のペースが戻る中で、まだまだリズムがつかめないでいることがバレちゃいますね。。

さて、実際の企画について、ぐっと解像度があがってきましたね。概念的に言っていたことが具体化するにつれ、思っていたよりも感覚の差が大きいことがわかったりしますし、そこを埋めていくことだったりするときに、最大公約数的ならないようにジャンプアップしたり、、、このプロセス自体も橋を架ける仕事の一部だなあと思ったりもします。
と言いながら、概ね言ってることは大賛成だったりするのですが、多摩地域と長野でケーススタディをする、その意味についてもう少し考えてみたいと思っています。それが、洪さんと僕が一緒にやってる意味にも通じていくのでは、と。さまざまな人が一箇所に集まって、その場所の課題解決をする、それは全国にたくさんあるよね、という話は前回も伝えていて、そこで、「まず集まった土地の課題解決に取り組み(前半)さらに自分の土地での取り組みを考えてフィードバックする(後半)」という事例を出しました。その前半部分で洪さんと僕が別々の土地で、かつ共通性のあるテーマを取り扱うことで、そこからさらに深みが出るなあとも思っています。(さらに全体のコミュニテイにもほかにはない多様性が出てくるはず)それぞれの土地で、従来の気質(街道筋なんかだとよそのものに対してオープンな人が多い、など)やお金に関する感覚、大きな都市との距離などの違いから来るような、いろんな感覚の差があって、それによって微妙に対処を変えたりすると思いますが、その引き出しをつくることができたり、コミュニティ同士の情報や人などの交換も、きっと生まれていく。もしかしたら必要なコミュニティを接続するようなこともしなければならないし(これこそが橋を架ける仕事…!!)その情報も複数箇所あることで、集まってくる可能性も増えますよね。まあ、ちょっと気軽にできる、軽い話ではないなあとも思うので、それなりの参加費をいただくようなことも考えないといけないとは思いますが、これは事業にしていこうという話もあったし、きっとそこには感覚の差(洪さんと僕の)はない気がしています。

瀧内貫

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