寄付から知る社会問題〜犬猫殺処分防止について〜
こんにちは、カヌレとアイスです。
カヌレとアイスは名古屋市にある「スイーツ研究所(ラボ)」で作っているのですが、
今日はそんな研究所からお客様とわたしたちで取り組んでいる
寄付のひとつ「犬猫殺処分対策」について考えたいと思います。
寄付先の見直しにあたって、インスタグラムなどで
お客様のお声をお聞かせいただいた際にもこの社会問題の
解決をと願うお声を沢山いただき寄付先のひとつに選ばせていただきました。
浅草店や大須店では、ワンちゃんを連れてご来店される
お客様も一定数いらっしゃいます。
そんなみなさまには尚のこと胸が痛くなる内容かと思いますが、
少しでも「命」について考えるきっかけになりましたら幸いです。
犬猫殺処分の現状
殺処分された犬猫の数は、令和3年度大幅に減少し1.4万匹という結果になりました。
この背景には全体として保護された犬猫の数が大幅に減ったことにあります。
一方で元の飼い主のもとへ戻ったり、新たな引き取り手が見つかった犬猫の割合、
「返還・譲渡率」は68.4%から75.7%へと格段に跳ね上がりました。
保護される犬猫たち
保護とひと口に言っても、所有者不明で保護されるばかりではありません。
2割が飼い主から持ち込まれています。
ペットが高齢だから、離婚するから、子供がアレルギー、
吠えるから、増えすぎてお世話できないから、ブリーダー崩壊…、
とさまざまな理由で行政に持ち込まれるのです。
その中でも今 特に問題になっているのがブリーダー崩壊
多頭飼育崩壊と呼ばれるものです。
多頭飼育崩壊
多頭飼育崩壊とは一般的に、無秩序にペットが増え、
飼い主が適正に飼育できる数を超えた結果、経済的にも破綻し、
ペットの飼育ができなくなる状況を指します。
今年春ニュースでも目にすることの多かったこの問題。
https://www.youtube.com/watch?v=DlzcgTAjLjM
飼い主の高齢化や孤立化も多頭飼育崩壊を引き起こしている要因の一つと言われています。
他にも飼い主が避妊・去勢手術をしなかったことから
増えてしまうケースも見られます。
今回、皆様から投票いただきました「犬猫殺処分対策」への寄付
30万円分をアニドネ様の緊急支援基金に寄付させていただきました。
https://www.animaldonation.org/emergency_support/
少しでも多くの命が救われますように。
みなさまの想いを届けさせていただきました。
その他のカヌレとアイス寄付実績はこちらからご覧いただけます。
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