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【 お餅:不足したエネルギーを補う 】

前回、『あずき』の薬膳効果をご紹介しました。
あずきといえば、お餅。という、私の発想から、今回はお餅のご紹介です(笑)。
といいますか、私、鍼灸師なのですが、恥ずかしながら只今、漢方薬のお世話になっています。
去年の暮、処方をしてもらう時に先生から『お餅は食べ過ぎないように』と注意を受けました。
私、お餅は大好きなのですが、食べるとすぐにお餅のように膨らむんですよ(笑)。
本当にわかりやすく、太るんです。
なので、ここ数年はなるべく食べないように心がけていました。
…なのですが、改めて先生に注意されたので、何故なのか、という追求も含めて、今回のお題は『お餅』です! 

お餅は、温性に属する食材。胃腸が弱い人(気血両虚)や体を温める力の弱い人(陽虚)の人におすすめです。
気血両虚とは、いわゆるエネルギー不足な状態をいいます。もともと体力があまりなく、痩せ気味の人に多いです。
そういった体質の人には、お餅は合う食材です。

で、どうして私に注意されたのか…というところを掘り下げてみたら、納得の一言!
私はどちらかというと、体に熱が溜まっている状態。
体を冷やすパワーが不足(陰虚)で、なんなら肝陽上亢(笑)
エネルギー爆発している状態なんですね。
もともと熱が溜まっているところに、温性の食べ物はよくない、ってこと。

さらに昔の医薬書に『動悸や皮膚の炎症を引き起こしやすく、眠気がしやすくなる。酒と一緒に食べると酒酔いが解消しにくくなる』ということが書かれているそう…

…ほう…。。

故人の知恵は本当にすごい。
そして、先生も本当にすごい…。。
最近、ますます中医学、東洋医学、代替医療が面白くて仕方がない…!
…なんて、今回は非常に個人的な記事になってしまいました…さーせん。

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