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5月に控えたメニューリニューアルに至った経緯



2024年5月にメニューリニューアルします

こんにちは、ぶりこです。
すっかりこの『ぶりこの徒然日記』のマガジンが放置になってしまっていました…(笑)この間に、spa Bricoは11周年を迎え、2024年を迎え、年始にまたフランスにも行ってきました。先月の立春には38歳の誕生日も迎え、いよいよ40代が目前になったことに直視し(しざる終えなくなり)、Brico12年目にして諸々をテコ入れすることに決めました。まずは、これまで放置状態だったnoteを綴っていくこと。実は何を隠そう、私が原点は、アメブロなんです。ハタチそこそこのときから抱えていた独立開業という夢を、アメブロに綴っていました。もちろん、自分からアプローチした部分もありますが、それを見ていただいたりしたおかげもあり、一番最初のご縁があったりしたのです。SNSの文化がものすごく栄えてきた現在、10年前は若かったのもあり、毎日楽しんで投稿したりしていたのですが、今はどちからかといえば、距離を置きたいと思うようになり、投稿もBricoのおしらせのものばかりに…。これではいけない!と奮い立ち、こうしてnoteを改めて書き始めてみました。もともと読書をするのが好きで、インスタを投稿しても文章が長めになってしまいます。であれば、画像よりも言葉で綴ったほうがいいのかな、と思っての原点回帰です。Bricoのおしらせだけでは、ただのキャンペーンや値上げに思われてしまいますが、それに至った経緯なども書いていけたらいいなぁ、と思っています。

というわけで、今年は秋口までにかけてspa Bricoを徹底的に改革していきたいと考えています。Bricoも12年目。ものすごく大きくするつもりはないのですが、私の中できちんと整えたいところが山のようにあります。それをひとつずつ、クリアしていきたいと思っています。考えているのは、以下です。

1.自分の労働条件の改善
2.spa Bricoで一緒に働いてくれる仲間探し
3.女性鍼灸師さん向けのぶりこ塾(美容鍼灸師育成)
4.オリジナル薬草茶ブランドの販路開拓(ポップアップや展示など)
5.spa Bricoのメニューをリニューアルする

細かいタスクを上げるとたくさんになってしまうので、ざっくりと。まずテコ入れするのは、5.の『spa Bricoのメニューをリニューアルする』です。Bricoはこれまで、繰り返しメニューを見直したり、加えたり、価格改定を行ってきましたが、これまで大きな変更ありませんでした。ですが、今回は総取っ替えしたいと思っています。Bricoも12年目に入り、私自身も鍼灸師としての経歴が15年以上になってきたところで、オープン当初とは異なる『こんなサロンにしたい』というのが改めて見えてきました。とはいえ、日々流れる中で少しずつ変えていくのも難しく、そのままにしがちでいたのですが、今回思い切って『全部考え直す』という選択をとることにしました。総取っ替えを宣言して、リニューアルの日付を決めてしまったほうがサクっと動けると思ったので、リニューアルは5/1とすることにしました。突然のお知らせでびっくりした方も多いかと思いますが、是非新たなBricoに期待していてください!

治療分野を強化したい

リニューアルという名のメニュー強化の経緯を、少しお話しさせてください。まずは、治療分野のメニューを強化したいと思っています。『これまでのコースは治療でなかったのか!?』という声が聞こえてきそうですが、もちろんそういうわけではありません。ですが、元々は美容のサロンがコンセプトですから、『ボディはトリートメントのような鍼灸を』という考えの中で作ったのが、今のコースです。鍼灸治療と揉みほぐしを加えたコースで、ほとんどの方が60分以上のコースを選択されます。そして、来店ペースも隔週〜月1回の方がほとんどです。もちろん、ある程度継続した上でのこのペースでしたら問題ないのですが、初めから月1回でしたら、正直なところ、治りません。そのときの疲労のケアやリラクゼーション目的であれば問題ないのですが、お身体を診させていただきながら『これは月1では治らないな』という方は多くいらっしゃるのが現状です。
また、女性は女性ホルモンにまつわるトラブルと無縁でいることはなかなか難しいようです。月経のトラブルはもちろん、最近では不妊や更年期障害のお悩みなども多く聞くようになってきました。それほど重大なトラブルではなくても、月経前に気分が落ち込んだりイライラしやすかったり、腹痛、腰痛、ニキビ、便秘、易疲労などのPMSが辛いという方も多いと思います。こういったケースは、長いコースを月に1回ではケアが難しく、短いケアでもいいので週に1〜2回の治療が必要になります。そうは考えていても、現状のBricoでは上記のようなコースがありません。そこで、これまでボディへの鍼灸治療は時間で区切るだけのものでしたが、今回のリニューアルで『リラクゼーション』と『治療』のカテゴリ分けをしようと思っています。リラクゼーションでは、これまでにプラスで薬草ホットパックを使用して体を温める施術を加えたり、治療では30分程度の治療を週1〜2回で通うというショートコースパッケージを作りたいと考えています。


美容分野の見直し

オープン当初は、フェイシャルトリートメントと美容鍼灸のみの美容コースでしたが、現在ではフェイシャルトリートメントの商材を増やしたり、EMSを導入したりして、大きく分て5種の美容関連コースがあります。コースの内容自体はオープン当初と比較的変わっておらず、肉付けしていって今のコースがあるような状態です。美容鍼灸を施術していく上で、それだけでは効果の限界を感じ、数年前にEMSを導入しました。私自身お気に入りのEMSは、多くのお客様にも気に入っていただき、嬉しい限りです。
12年近く美容鍼灸を施してきて思ったことは、美容に対する考え方は各個人によって大きく違うということです。美容鍼灸に関していうと、内出血を気にする方もいれば、内出血は気にしないから思いっきり攻めてほしいという方もいます。内出血は、決してネガティブな反応ではないのですが、それでもやはり目につきやすいお顔に出てしまうと気になる方が多いようです。そういった経緯もありまして、現状の施術方法に落ち着いていました。現状の施術方法とは、細い針も用意して痛みが苦手な方にも対応できるようにする、本数を多過ぎず少なすぎずの本数にする、というものです。
私の美容鍼灸は、顔面のツボを利用したものがベースです。もともとの美容鍼灸の発端をお話しすると、以前は顔面への鍼灸は顔面神経痛や顔面神経麻痺の患者への治療として行われていました。その結果、その患者のお肌がキレイになっていったことから、美容鍼灸が生まれたと言われています。
ご想像の通り、顔面神経麻痺の治療なわけですから、顔面のツボにはそれなりの刺激が必要となります。そのため私の美容鍼灸のベースとしては、それなりの太さの鍼を使用していたのですが、痛みや内出血を気にされる方のご要望に応え、細めの鍼も導入してたのが現状です。しかし、結果として細めの鍼の効果はそれなりでしかないのではないかと思っています。ましてや治療ペースが月に1回ですと、目に見えた変化を感じるのは難しいです。
また、美容鍼灸の効果の限界を感じ、数年前にEMSを導入しました。美容鍼灸の効果は、お肌の真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンといった弾性繊維の生成を促進し、肌質ハリを改善するものです。お肌のたるみの問題を訴えて当サロンにいらっしゃるお客様が多いですが、お肌のたるみも大きく分て2つにわけることができます。肌質自体のたるみと、表情筋のたるみによるたるみです。頬が落ちてきた、フェイスラインが弛んできたなどのお悩みは、表情筋のたるみが原因です。このケースには、EMSがよく効きます。対して毛穴たるみなどは、肌質のたるみです。最近のお客様の傾向として、この肌質のたるみや改善を目的に、美容皮膚科へ通われる方が増えてきています。美容皮膚科での施術は、ほとんどが痛みを伴ったりダウンタイムが生じるようなもの。それでも美容のために通っている方が多いのが現状です。そんなお話を聞いて、これまで痛みや内出血をネガティブ要素と捉えて思い切った施術を避けていましたが、美容に本気の方には問題のないことなのだと再認識し、これまでの美容鍼灸の刺鍼方法を見直すことにいたしました。今回のリニューアルでは、これまでの美容鍼灸の刺鍼方法に加え、少し攻めの美容鍼灸のコースを加える予定です。お顔全体的に美容鍼灸を施し、その後にコラーゲン生成に必要となるビタミンCを導入するコースです。実際に最近、毛穴の目立ち(たるみによる)が気になっていた自分の顔を実験台に試しましたが、調子がいいです。たしかに鍼の本数が増えるので痛みを感じることは増えますし、その後のビタミンCイオン導入ですからピリピリ感を感じやすいです。その後、血行促進によるお肌の赤みもすごくでましたが、それは細胞修復を促す微弱電流のマイクロカレントでカバーできます。10分の通電でほぼ落ち着きました。メニューでは15分で予定しています。

モニター募集しています

上記コースにて、みなさんの生の意見が聞きたいので、若干名のモニター様を募集しております。5月以降でグランドメニュー化したらお値段も上げる予定ですし、消費税も課税させていただくようになりますので、是非この機会にご協力いただけると嬉しいです。上記コース以外にも、鍼を使わないコースやハンドのフェイシャルトリートメントの強化したいと思っております!

この半年間を目標に、諸々改革していきたいと思っております。お客様には不便をおかけする部分もあるかと思いますが、引き続き変わらぬご愛顧賜りますよう、伏して何卒よろしくお願い致します。


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