見出し画像

Weekly Bites! 🍩 Vol.23 | "I'm Lovin' It" 🍔

目次

#Company Updates

もれなく現金1000円プレゼント!新規口座開設キャンペーン開始!

https://woodstock.club/press/account-open-campaign

woodstock.clubアプリ登録後、新規で口座開設を完了したお客様に、米国株投資にご利用いただける1000円分の有価証券購入代金をプレゼントします。ぜひこの機会にご検討ください!


#今週の気になるトピック | "I'm Lovin' It" 🍔

Weekly Bites Vol.23へようこそ!著者のブライアン・ユンです。今週の気になるトピックは、マクドナルド “I’m lovin’ it!” です!

始める前に、念の為ですが、私たちの配信しているコンテンツは投資のアドバイスではなく、ここで述べることはすべて筆者ブライアンユンの個人的な意見と調査に基づいており、Woodstockの見解を代表するものでもありません。個人的にポジションを保有している可能性もあります。WeeklyBites!に掲載されている内容は、あくまで情報提供のみを目的としていますのでその点ご理解ください。

マクドナルドは先週木曜日、第2四半期の決算を発表し、売上高とEPSで予想を上回る結果となりました。(売上高は予想62.7億ドルに対し65億ドル、EPSは予想2.79ドルに対し3.17ドルでした。)全世界の既存店売上高は11.7%増加し、純利益はほぼ倍増の23億ドルとなりました。

(参考資料)

https://www.cnbc.com/2023/07/27/mcdonalds-mcd-q2-2023-earnings.html?utm_source=chartr&utm_medium=newsletter&utm_campaign=chartr_20230728

売上高の増加について、同社は「カルチャーに根ざしたブランド活動とマーケティングキャンペーン」がある程度効いていると述べています。例えばTikTokでZ世代に流行したグリマスミルクシェイクの動画などがそれです。(グリマスミルクシェイク:これは日本では売ってなさそうですが、、、紫色のマックシェイクのようなものです。)今日現在、#grimaceshakeトレンドビデオはTikTokで30億回以上再生され、グリマスのプロモーションはバズコンテンツとなっています。

https://www.insider.com/mcdonalds-grimace-shake-tiktok-trend-genz-passed-out-random-spots-2023-6

スタートアップの創業者として、他の企業がどのようにソーシャルメディアでバズを起こして、どうやって視聴者とつながっていこうとしているのか、そこにはとても興味があるのでもう少し調べてみました。もしウッドストックに関する面白いコンテンツのアイデアがあれば、アプリ内で教えてほしいです!もしくはこの投稿に返信をお願いします!

6月12日、マクドナルドは、毛むくじゃらの紫色のマスコット、グリマスの52歳の誕生日を記念して、グリマスバースデーミールを発売したのですが、その直後にこんなバズが起こったのです。一部のファンが「グリマスに殺された」と題して、紫色のミルクセーキを飲んだ後、いろんな場所で気絶するふりをするTikTok動画を作成したのです。

一方、グリマスシェイクの流行に対するマクドナルドの反応はこんな感じです。

“グリマスシェイクのビデオの流行見なかったことにしようとしてる私”
こういったバイラル・マーケティングのも手伝って、マクドナルドは年間売上高増加率で米国のライバルたちをリードし、米国では予想を上回る+10.3%を達成したのでした。

イアン・ボーデン最高財務責任者(CFO)は決算会見で、「われわれは、コストが高止まりし、顧客の自由に使える支出が制限され、業界自体も圧迫される、そんな厳しいマクロ環境で事業を展開していることを認識している」と付け加えています。 では、マクドナルドのように、この厳しい環境下で、競合他社を凌駕する売上高を達成し、純利益をほぼ倍増させ、デジタルマーケティングでトップを走り続けるには、一体どうすればいいのでしょうか?

どうやら、その秘策はアプリの中にようです。このWeekly Bitesのエピソードを書くために調べていたとき、マクドナルドのアプリが2022年に1億2700万回ダウンロードされ(これはUberEatsとDoorDashを合わせたよりも多く、スターバックスのアプリダウンロード数の約4倍もあります!)、アプリのMAUが前年比18%以上増加したことを知り、衝撃を受けました。このMAUもバーガーキングやウェンディーズのアプリのアクティブユーザーが減っていることを見るととても意味があるものに思えます。

マクドナルドの第2四半期決算によると、同社のデジタルシステム全体の売上(モバイルアプリ、デリバリー、キオスク)は、システム全体の売上の40%近くを占めています。MAUやダウンロード数の大幅な増加だけでなく、ファストフードを選ぶ消費者の心理を考えれば、これはそんなに驚くべきことではありません。消費者は利便性とスピードを求めることが多いのは明らかです。アプリからの注文を選ぶ顧客が増えれば増えるほど、マクドナルドは新メニューを導入したり、新しいデジタル・マーケティング・キャンペーンを展開したりする際に、顧客やパターンについてより深く理解することができるのです。この規模のユーザーデータであれば、効果的なマーケティング・キャンペーンを繰り返し実施することができ、マクドナルドに持続可能な競争優位性を与えることができるのは間違いないと思います。

ここで、マクドナルドの歴史に関する興味深い事実をいくつか紹介しましょう。今や毎日6900万食以上を提供するファストフード業界の象徴であるマクドナルドが、実は最初はじっくり焼いたバーベキューを提供していたことをご存知だったでしょうか?ファストフードのハンバーガーショップになる前、マクドナルド兄弟は何時間もかけて肉をバーベキューし、駐車場に車を停めた客に提供していたのです。売上が伸びるにつれ、兄弟は売上の80%がハンバーガーであることに気づき、客がウィンドウで注文するセルフサービスのレストランに業態を変えました。シルバーの食器や皿を取り除き、紙コップや紙包みに変えることで、もうはや食器を洗う必要さえなくなりました。そしてメニューをハンバーガーだけにし、スピード、低価格、ボリュームを実現したのです。

しかし、マクドナルドのフランチャイズ帝国はマクドナルド兄弟によって築かれたわけではありません。1954年、兄弟を訪ねてきたミルクセーキミキサーを売っていたレイ・クロックというセールスマンがいました。レストラン運営の効率性とスピードに感銘を受けた彼は、全米で兄弟のレストランをフランチャイズ化する権利を買い取り、最終的に1961年にわずか270万ドル(税引き後、兄弟はそれぞれ100万ドルを受け取った)で兄弟から会社全体を買い取ったのです。

1961年にクロックがマクドナルドを買収するまでの間に、彼は228の店舗を設立し、1963年末までに同社は10億個以上のハンバーガーを販売しました。また1984年にクロックが亡くなった時点で、マクドナルドのレストランは世界中に約7500店もあったということです。

(この辺りは映画 “ファウンダー : ハンバーガー帝国の秘密” を見ると詳しくわかりますよ!)

今日のエピソードは以上です。今日の内容が気に入ったら、いいね!や返信をぜひお願いします!

#みんなのトレード

Woodstock.clubアプリ上で、先週(7/24-7/30)売買された銘柄ランキングはこれだ!


#直近の決算

ここではwoodstock.clubで取り上げたいくつかの決算のまとめについて改めて、ご紹介しておきます。(BEAT!は、決算が予想よりもよかった時、MISS...は予想より悪かった時、INLINEは予想通りだった時をそれぞれ意味しています。)

$MSFT Beat/Beat

https://twitter.com/woodstockclub/status/1683951220434796550?s=20

$GOOGL Beat/Beat

https://twitter.com/woodstockclub/status/1683955835926618112?s=20

$META Beat/Beat

https://twitter.com/woodstockclub/status/1684314359659372544?s=20

$PG Beat/Beat

https://twitter.com/woodstockclub/status/1684899502002757632?s=20

woodstock.club アプリをダウンロードしていない人は、ぜひこちらからダウンロードしてね





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?