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#3 「トレーダーへの第一歩」

入学手続きを終え、カリキュラムを手にした瞬間、私の人生に新しい扉が開いた気がした。トレーダーへの道それは未知の冒険への招待状だった。


初めての授業。オンラインの教室に足を踏み入れた瞬間、期待と不安が胸の中で渦巻いた。「ついていけるだろうか?」「本当に自分に向いているのか?」そんな疑問が頭をよぎる。


しかし、女性講師の穏やかな声が、私の不安を静めていく。


「なぜあなたはここにいるの?」「1年後の自分をどう思い描く?」「そのために何をする?」


そして、彼女の言葉が雷のように私の心に響いた。


「一番恐ろしいのは、お金を失うことじゃない。時間を無駄にすることよ。」


その瞬間、これまでの自分行動を起こさず、ただ資産の目減りを気にしていた自分を恥じた。でも同時に、これからの可能性に胸が高鳴った。


不思議なことに、学生時代には感じたことのない、次の授業への期待感。この興奮を誰かに伝えずにはいられなかった。


しかし、周囲の反応は冷ややか。「その歳で?」「遅すぎるよ」「お金失うよ」「騙されてるんじゃない?」


予想通りの反応に、むしろ安堵した。なぜなら、もはや他人の承認は必要なかったから。


私の心の中では、既に新しい冒険が始まっていた。トレーダーとしての第一歩を踏み出した今、未来は無限の可能性に満ちている。


この興奮と決意を胸に、私は次なる授業へと向かう。新しい自分との出会いを求めて。


次の授業へ向かう足取りが軽い。期待で胸が高鳴る。


「初心者が知るべき15のレッスン」— この授業は、私の人生を変えた。


2年経った今でも、毎月初めに録画を聴き直す。それほど大切な宝物となった。


15個のレッスン。どれも貴重な宝石のよう。しかし、その中でも特別な輝きを放つものがある。


最初のレッスン。


言葉自体は、何でもない当たり前のこと。でも、それを聞いた瞬間、まるで魔法にかかったかのように心の奥深くに沁み込んでいった。


女性講師の口から紡ぎ出されたその言葉。


彼女への感謝の念と、この学校への信頼が一気に溢れ出た。


「ここなら、本当にやっていける」


そう確信した瞬間を、今でも鮮明に覚えている。


その言葉とは...


好奇心をそそられませんか? 次回、その大切な言葉を明かしましょう。


それは、私のトレーダー人生の根幹を支える、かけがえのない指針となったのです。​​​​​​​​​​​​​​​​

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