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趣味の備忘録・・EF66形 27号機

引退してから記事にしようかと思っていたが、ついにその時が来てしまった。

EF66形27号機。国鉄が高速貨物列車用に開発した直流電気機関車。日本の大動脈である東海道・山陽本線の高速貨物列車に運用され、やがては東海道から九州へ向かうブルートレインの運用にも就いたかつての長距離運行列車の看板を担う様な存在。
その後、ブルートレインの全廃。また貨物では後継となるEF210の増備に伴い、徐々に活躍の場が減っていき、最後まで残った国鉄型0番台の車両がこの27号機。
「昔から走る数少ない希少種」それだけでもファンの人気は高い訳だが、この27号機に関してはEF66形の中でも唯一国鉄時代に近い塗装を維持した状態で運用されていた事もあり、更に人気を集める要因となった。

貨物列車の場合、旅客列車みたいに「○月○日まで運行」などの情報が事前に公式で大々的にリリースされる機会はあまり無い。
それだけに「いつ置き換えられるのか」などの動向はコアなファンのSNSや撮影でお逢いした方々のお話などから情報が入ってくる事が多いのだが、いずれにせよ近年は「いつ居なくなってもおかしくない」そんな気持ちで運用情報を見かけては撮影に出掛けていた。そんな中、先日5/9に所属区である吹田機関区が機関車の特別公開イベントを実施するという発表の中に当機関車が「定期運用を終えた」という記載があり、もう日常的にこの機関車を見る事ができなくなった事が明らかになった。

という事で今回は、今まで撮り溜めていたEF66形27号機、通称「ニーナ」の記録をUPします。

出来が良くないものばかりですが、以上でございます。

「いつ引退するかわからない」そんな話が飛び交っていた中でも、何度か故障に見舞われるたびに復活し、また時にはファンサービスとも思われる様なサプライズな運用を組んでくれたりと、現場の方々は我々ファンを楽しませる色々なはからいをしてくれました。
(大々的に公表している訳ではないので、先方の真意はわかりませんが・・)
色々と楽しませていただいてありがとうございました。そして、長い間お疲れ様でした。

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