【ネタバレあり】アルスラーン戦記11巻感想

待ちに待った新刊。昨日は特装版が本屋になくて今日買いました。めちゃ良かったので感想置いときますね。読んだ直後のテンションで書いてるので読みにくいかもです。

〖⚠ここからネタバレ含みます⚠〗

まず全体的に良かったなぁって思うのは、アルスラーンの眼差しが鋭くてたくましくてかっこよくて…

そりゃあエトワールもあのパルスの甘ったれだとは気づかないよね〜

あとアクションがめっちゃかっこよくて、臨場感たっぷり。荒川先生どんどんアルスラーン戦記の描き方が上手くなっててびっくりしちゃった。

それからもう一つ。話の流れはアニメ見てて知ってたけど感情の動きとかキャラの立ち振舞が丁寧に描写されてて、知ってるはずなのにハラハラドキドキしちゃうのほんとずるいよ〜荒川先生〜〜

今から細かいとこ言うね。

まずギーヴとイスファーンの戦い。私こういう戦闘ばっかりのページ読むの苦手で、誰が何をしてるかわかんなくなっちゃうんだけどこれは本当に分かりやすくて、それでいて説明的にはならず大迫力で、演技でやってるとはいえほんとに二人とも強いんだなぁっていうのがわかって最高だった。その後のやり取りもちゃんと演技臭くはなってるんだけどギーヴ自体が演技臭いからそれを感じさせないよね。

あとこのあとのバラしちゃうダリューンの殿下を安心させたい感じが好き

次。ギスカールが作戦会議してるくだり。ナルサスの策に騙されながらも10万出してくるところが一筋縄には行かねーなって感じで好き。今までナルサスつよつよでナルサスいたら勝てるっしょみたいなとこあったけどギスカールとならいい勝負ができそう。まぁギスカールの部下がしょーもなかったりするんだけど。

次。チャスーム城の話からずっとイスファーンとザラーヴァントかわいいよね。ザンデ的なかわいさ。でも隊を乱しちゃだめよ。

次。ダリューンの登場はいつだってかっこいいよなー!真っ黒に目だけ光って闘牛でもやってきたみたいな殺されるって感じでさ。やっぱり一番好き!

次。ここ!ここだよ!「近い日必ずパルス流の礼節をもってアルスラーンがお目にかかるであろう…とな」ここのアルスラーンの眼光の鋭さよ!下のアップのコマなんか心臓えぐられますよ。鷹のような目。

次。狩りのときの皆ほのぼのしてる感じ好き。そんで敵と遭遇したとき双方一瞬きょとんとするのいいよね。なんか好き。このあと一人で逃げるアルスラーンがつよつよなのも好き。日頃から頑張って鍛えてるんだろうなぁ…

次。ナルサスとアルフリードの会話かわいい。アルフリードがかわいい。ナルサス、これアルフリードに対しての感情変わってきてるというか、なんか前はアルフリードと居るとめんどくさそうだったのに安心するようになったのかなぁって。このシーンはほんとに好き。

次。涙目で追いつくジャスワント好きやわ。ダリューン卿とナルサス卿とファランギース殿に絞め殺されちゃうよね。ていうか多分切られるよね。笑。

次。エトワールを殺さないみんなが好きよ。

次。門を閉める係の人が射抜かれるところ。

トッ

〜♪

っていう空気感が好き。

次。エトワールとアルスラーンが対峙するシーンのエトワールの動揺とアルスラーンの動じない強い瞳が対象的で好き。

お互いが何を思ってここまで過ごしてきたのかが伝わってくるような。

あとまぁこのあとのエトワールは普通にかわいいよね。ドMかよ笑。

次。地下牢でのアルスラーンとエトワールのやり取り。思えばアルスラーンの思想の原点はエトワールなんだよね。

だからこそエトワールに間違いに気づいてほしくて、エトワールなら気づいてくれるんじゃないかって必死になっちゃうのかな…

自分が正しいって押し付けるんじゃなくて相手の大切なものを知る努力をするアルスラーン、かっこいいよね。

でも急に自分は王太子だと言われて、正論で今まで信じてたことを否定されたらエトワールだって取り乱すよね。そこでちゃんと謝れるアルスラーン偉いね。

アルスラーンが去ったあとその優しさに気づいて少し自分の考えを疑ってみるエトワールも偉い。

感想はこの辺で終わりにしときます。いやぁほんとに良かったなぁ〜〜

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