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ゲームマーケット2022秋出展記

2022/10/29(土)・30(日)に東京ビッグサイトで開催されました
ゲームマーケット2022秋に2年ぶりに出展できました。
今回は出発から帰宅までの日記となります。

名古屋を出発!!

出発のその前に…

今回は金曜ギリッギリまで仕事が入っていました…
終わったら即出発を目指して、前日木曜の夜に出発準備を整えました。

搬入物、着替えもすべて準備…これが失敗の始まりでした。
そこまで整えたら…遠足前の小学生症候群です…
次の日は仕事だというのにワクワクしすぎて眠れないという失態。

完全寝不足のまま仕事はミスなく無事でしたが…
そのまま出発できるのか!?

それでは…ゲームマーケット2022秋旅行記はじまりはじまり~

出発!!

搬入物+スタッフ3人分の荷物を積み込んだところ…限界。
今回は、2年前に『脱走名人』を自宅に在庫を残してきているのに、昼すぎに完売としてしまった反省を生かし…ほぼすべての在庫を詰めてみました。

出発前の荷室

売り子を駅でピックアップして、さっそく出発!!
そして1時間ほど運転したところでギブアップwww

20時に仕事を終えて、夕飯食べてない、昨晩寝てない
ないない尽くし…
ということで浜松SAにピットイン!!

温かいつけうどんとネギトロ丼でチャージ

このうどんが覚醒へとつながった…
小休止ののち、ふたたび出発!!

道中、売り子と仕事の話からボードゲームの話からさんざん喋り尽くしていたら、途中から頭が冴えてきて…ノンストップ!!

そのままビッグサイトまでたどり着けそうな雰囲気がありましたが、さすがに到着が早すぎるということで、海老名SAに2度目のピットイン

2時間ほど仮眠をとりましたが…ワクワクしているのは変わらず…
すぐに起きてしまいました。

ということで、早めの朝食を…
さっきうどん食べたばかりな気がするけど…

ゆず塩ラーメン

想像以上にゆずwww
酸っぱかったですが、朝食にちょうど良いさっぱり加減でした♪

食事を終え、さぁ出発するか…とコーヒーを買っていたら、
背後より「ぶれけけさん」の声⁇

振り返るとそこには同じ地元の『ファニーテーブル』さんが!!
今回は『パイソンラボ』の先行販売をお願いしていたり、バネストさんの動画で一緒に紹介されていたり、なんだか不思議な縁を感じます。

「がんばりましょうね~」と別れを告げ、いざビッグサイトへ!!

長蛇の待機列!!?

入場待機列が延々と続くのはゲームマーケットあるあるですが…
駐車場に着いてビックリ!!

8時からしか駐車場に入れないので、車も待機列を形成していました。
確か、7時40分くらいに到着していたはずですが20台くらいは止まっていたと思います。

バックミラー越しに長蛇の列…

ゲームマーケット2022秋(1日目)

ブース設営

地下の駐車場からエレベーターですぐに搬入。そこまでエレベーターは混んでいなかったので、スムーズに会場入りできました。

東1~3ホール

広~い!!
今回は東1~3をぶち抜きです。
私は新参者なので、わかりませんが、ベテランさん曰くこれまでよりも全然広いし、ブースの配置が見やすいとのこと!!

設営は売り子ふたりの素早い動きであっという間に完了しました!!
事前にシミュレーションした画像を共有していたのが功を奏しました。

コー18 ぶれけけゲームズ

covid-19に振り回され、試行錯誤開催を繰り返していたゲームマーケットですが、今回はなんと試遊卓復活!!

ということで、ぶれけけゲームズも初の試遊卓ありの申し込みを!!

試遊卓一体型 

あいかわらず、目を引くヘビたちが並びます。

設営中に喜びあふれる

設営の合間に本当にたくさんの出展者さんがぶれけけゲームズのブースでわざわざ足を止めて挨拶に来てくださいました。

2年も沈黙していた小さなサークルを覚えていてくださったことがなにより嬉しいです。たくさんの差し入れもいただきましたが、おなかの中へと消えていきましたwww

レオパードゲッコー(ブラックナイト)

なかには、こんなかわいいガチャガチャのレオパをくださる方も!!
ぶれけけ=爬虫類と覚えていてもらえるうえに、このガチャガチャを見て、あの人にプレゼントしようと思い出してもらえるなんて…
こんなに嬉しいことはありません。

予約特典ステッカー着弾!!

『SAVAGE BOWL ~trick taking game~』

最後の搬入物が開場直前に届きました!!
急遽用意できた予約特典のステッカーです。

こちらは、残念ながらこのゲームマーケット2022秋に間に合わなかった新作候補『SAVAGE BOWL -trick taking game-』から
数々のボードゲームアートワークを手掛ける長谷川登鯉さんにお願いして、目下制作進行中です!!
めちゃくちゃかっこいいです…

11:00早期入場開始

ここから写真がまったくありません…
なんだかんだ昼食を取る間もなく、閉場時刻を迎えてました。

会場のブース配置図

今回のブース位置は会場中央で、発表時にはなかなか良いところだなって思っていました。2日間を通して、実はちょいハズレの位置だったと気づきました。その話はのちほど。

2年前の出展時には大抵、入場後企業ブースを周られる来場者さんが多く、しばらくインディーズブースは暇を持て余すイメージでしたが…

今回はそうでもなく、開場後ほどなく、入り口からもっとも遠い中央通路まで来場者の姿が見られるようになりました。

この時間帯はじっくりブースを吟味するというよりは、す~っと近づいてきて、説明も求められず「パイソンラボください」と言われる方がほとんど。
ぶれけけゲームズのような小さく、2年間も沈黙していたサークルになぜ⁇と疑問に思ったので、聞いてみました。
「どこかで見られたのですか?」と。

その回答の2割は「見本が並んでるところで見て、気になったので来ました」とのこと。
そして8割は「動画で見ました」と。それ以上は聞いていないのでわかりませんが、私がその時点で捕捉している動画系は
「きたこしチャンネル」さんの3夜連続紹介配信

「ゲームストアバネスト」さんのゲームマーケット直前live配信

事前のPRの大切さを身に染みて感じた瞬間でした…

12:00一般入場開始

この頃になると、インディーズのブース会場にもしっかりと一般来場者で混み合うようになっていたと思います。たぶん…(意味深)

ぶれけけゲームズのブースも絶えず人がいるような人気ブースではないものの、たくさんの方が足を止めてくださり、新作『パイソンラボ』を中心に説明を聞いてくれました。やはり、この会話を楽しみに出展しているので、売れるか売れないかはその次の話です!

頒布数等の話はセンシティブな内容ですので、控えさせていただきますが、予約数の2倍というところでしょうか。大ヒットを飛ばすような作品ではないと思っていましたので、個人的にはホッと一安心の数です。

1日目閉場

17:00の閉場までコンスタントに来場者のみなさんがブースを訪れ、コンスタントにお買い上げいただいたというイメージです。
そして、17:00閉場後、そそくさと会場を後にして上野へ!!
駐車場、ホテル代が若干安かったのと、お気に入りの服屋に寄りたかった…ただそれだけ。

売り子のふたりとチェックインを済ませ、夜の街へ…
アメ横っぽい路上とかで飲みたかったけど…大混雑
もはや、コロナの面影はない…いや、コロナ以前はもっと混んでいたのだろうか。

結局、席の空いていた大阪王将へIN!!
東京来て大阪って…

大阪王将
がんばった後の生ビールは美味い

あまりの喉の渇きに、写真を撮る前に飲んでしまった…
昼食を食べていなかった3人はたらふく飲んで食べて…ホテルへ。

どうしてもすぐに遊びたかったゲームをひとつ
『セミファイナル』

自作小説付き『セミファイナル』

あなたはある朝目覚めると…ミンミンゼミになっていました…
という笑劇的な説明書のスタートに一同爆笑www

相当に眠たかったので、ひとまずテストプレイ程度に遊んで、ベッドへ。前々日からの寝不足にお酒が入り一瞬で眠りにつくのでした。

ゲームマーケット2022秋(2日目)

早すぎる起床

疲れているのに…お酒のせいか、2日目へのワクワクのせいか、3時に起床
どこのおじいちゃんなんだ。

なんとかして寝つかないと…
2日目を乗り切らなければならないし、なによりなんの楽しみもないゲームマーケット後に長時間かけて運転しなきゃならない…
行きは楽しみしかないからいいものの、帰りは…。

結局目を閉じても、まったく眠れる気配がなかったので、買ったばかりのボードゲーム達のルールブックを読み明かしていた。

ブース配置変更

2日目のブース配置

1日目の反省を元にブースの配置を変更
反省点は以下

  • 委託品の『わくわくおにぎり』の設置位置が高すぎて、手に取ってもらえない

  • 脱走名人のコンポーネント位置が高すぎて、歩く人からは目につかない

ということで、若干視線を低くラインナップを整然と見やすく設置してみました。

委託品『わくわくおにぎり』
委託品『拾年図録』

2日目は、委託品に『拾年図録』が仲間入り!!
次回作となる『SAVAGE BOWL -trick taking game-』のアートワークを依頼している長谷川登鯉さんの歴史本とでも言える書籍を置かせていただきました。

元々、登鯉さんの描くイラストが大好きだったから依頼しています…そんな『拾年図録』をぶれけけゲームズのブースに置ける日がくるなんて…朝からテンション上がりまくりです!!

苦戦の2日目

2日目は、開場してすぐに一般のインディーズブースの並ぶエリアに足を運ぶ来場者さんが1日目より多かったように感じました。

2日目予約いただいていた方がさっそく取りに来てくださったので、これで肩の荷が下りました。ちゃんと予約いただいた方に渡せるまで心配で心配で…

順調な滑り出しかと思いきや…全然人が通らない止まらない
正確に言うとブースの前を人は歩いてる。けど、移動しているだけ。こちらに視線を向ける人が少ない印象です。

「昨日気になってたから買いに来ました!!」という嬉しい声をいただいたりもしましたが、閑散とはしていないのに、手応えの少ないまったく1日目と違う感覚。

1日目が気になったらひとまず買っておこうという方が多いのに対して、2日目はじっくり吟味して買っていかれる方が多かったような印象も残っていますね。

午後にもなると、手隙の時間も十分にあったので、売り子のふたりにブースを任せて後半はインディーズブースをざざっと歩き回りました。
本当は企業ブースも見たかったのですが、時間がなく今回はまったく見れませんでした。
ほかのブースさんや購入品の紹介は次のnoteにて。

さようならゲームマーケット2022秋

そそくさと片付けを済ませ…挨拶もそぞろにビッグサイトを後に致しました。海老名SAで腹ごしらえを済ませ…帰路に。

海老名SAにて

ゲームマーケット2022秋を終えて

『パイソンラボ』の悲しい誤算

『パイソンラボ』はキッズゲームとして広報を続けてきました。開発当初から子どもたちと遊ぶシーンをイメージして作ってきたので、そのままお知らせしてきました。9月に開催されたボードゲーム大祭でもたくさんの子どもたちが足を止めて、購入いただいた経緯があり自信もありました。

が、しかし、一組のご家族を除いて子どもたちには響きませんでした。

ここからはワタシの感じるところですが、ボードゲーム大祭にいたファミリーとゲームマーケットに参加するファミリーにちょっとした違いを感じました。
ボードゲーム大祭で見かけたファミリーは、「ボードゲームってなに??」という方が多く、ゲームマーケットで見かけたファミリーはがっつりボードゲームもされているような子どもたちが多いような印象を受けました。

とても残念だなって思ったのは、ボードゲームを必死に探す大人に連れてこられた感のある子どもの姿も見かけました。「もう疲れたから帰ろう」とボソっと聞こえた時には胸が痛かったです。ボードゲームを選ぶ権利が子どもにはないんだろうなって。

なかには、1日目にブースに立ち寄り、同行していない年長さんもイメージしながら家族みんなで楽しめるゲームを探しているというご家族が会場を一周して「やっぱり、ここのゲームが良さそう」と過去作含めてご購入いただけたのは本当に嬉しく、売り子とともに喜んだのは良き思い出です。

ほかにも、家に子どもがいる、姪っ子と遊べそうなど届けたいと思っていた方がブースに寄ってくださりました。ありがとうございました。

『パイソンラボ』の嬉しい誤算

ファミリーになかなか届けれなかったのに、ホッとするくらいの頒布数となったのはなぜ⁇そこに嬉しい誤算がありました。

そんなところに届くと思わなかった…
それは、20代くらいの若者グループや女性のグループでボードゲームのライト層です。

見た目の可愛さに足を止めてくださり、ルール説明がほとんど必要ないことが功を奏して、「やってみる」ことが容易に体験できる。その結果、「めちゃくちゃおもしろい!!」「天才ですか!?」とストレートに褒めてくださり心の栄養になりました。

『レオパニック』の完売

今回のゲームマーケットにて2作目の『レオパニック』の手持ち在庫がゼロになりました。コロナ禍で生まれたこの作品がコツコツと頒布を続け、たくさんの店舗さんの支援もあり完売までこぎつけれたことに感謝いたします。
お買い上げいただいたみなさんの「おもしろいよ」「レオパニック好き!!」という声がとても励みになりました。
『レオパニック』については、制作当初、再販できるくらいにおもしろいゲームができたと思っていました。きっと再販すれば、少しずつ頒布を続けれるとは思いますが、さすがに危ない橋を渡るほど余裕がないので、いまのところ再販の予定はありません。

しかし、『レオパニック』の徐々に増えていくカードの中で取れるカードが現れる。同時に2人取れるシステムが好きなので、現在テーマと感覚の異なるレベルアップした『レオパニック』を開発中です。ぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

『脱走名人』の悲しみ…


脱走名人

今回、新作ではありませんが、脱走名人のパッケージ絵をとても気に入ってくださる方が多かったのが印象的です。

ただ残念なことに頒布につながることは少なかったです。
元々こちらもレオパニック同様に手持ち在庫が5個くらいだったので、大々的には展開していませんでしたが…

なにより、気に入ってくださる方の多くが女性でカップルさん、ご夫婦で遊ぶ方がほとんどだったからです。
脱走名人は3~5人用のため、イラストはとても気になるけど、遊べないからな~とブース前でかなり悩まれる方もおみえになりました。

この『脱走名人』のイラストは、アートワークを担当していただいているツギオ屋さんが爬虫類即売イベントでグッズを出されていて、私が一目惚れした時のタッチで描いていただいています。

まさに、私の好みのイラストでもあるため、それを好きだって言ってくださるのはとても嬉しいです。一方で、お買い上げいただけなかったのは残念でした。そこで、今後の目標として2人から遊べるゲームをこのイラストで作りたいと思いました。アイデアもまだありませんので約束はできませんが、がんばります!!

ゲームマーケット2023春に会いましょう!!

ゲームマーケット2022秋に間に合わなかったトリックテイキング
『SAVAGE BOWL -trick taking game-』を鋭意制作続行中です。
今度こそ間に合わせますので、ゲームマーケット2023春をお楽しみに♪

また、『パイソンラボ』に続く、キッズ系ゲームも。今度は神経衰弱系を考案中です。ルールは定まっていますので、こちらも2023年のどこかのタイミングで発表できたらと思っています。

いろいろな角度から爬虫類ゲームを!!
これからもぶれけけゲームズをよろしくお願い致します。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。