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カカオセレモニーについて

今日はご縁あってシェアさせていただいているカカオセレモニーについて書いてみます。長く南米に通い、セレモニーを研究している友人から紹介されたメディスンカカオ。
カカオは古代マヤの時代から儀式の際に用いられてきました。カカオの学名は"Theobroma Cacao"「神々の食べ物」を意味します。カカオの古代種であるセレモニアルカカオには心血管刺激物質であるテオブロミン「至福の分子」アナンダミド「愛の化学物質」であるフィラテリンアミンが含まれています。
カカオセレモニーは植民地の歴史の中で途絶えてしまい、伝統的なカカオセレモニーというものは残っていないそうです。古代のレリーフのようなもののから、神官たちがカカオを使っていたらしいという痕跡は残っているそうですが、その使い方というのはわかっていないそうです。なので、現代で行われているカカオセレモニーというのは、カカオのスピリットと繋がった時に、その人に起こるインスピレーションによって降ろされた現代のセレモニーとなっています。
人によって、カカオとの関わり方や、使っているカカオの成分、カカオと掛け合わせる方法などはそれぞれ全く違いますが、私の行わせていただいているカカオセレモニーではセレモニアルカカオの成分効果と、ダンスメディスン、音の響きの効果を通してハートを開き、未消化の感情や身体的・心理的に滞っている部分を解放します。それはアートセラピーとも言えるかもしれません。セレモニーの中で、私たちはカカオのスピリットと繋がりを持ちます。それは世界の愛の粒子とつながるような感覚です。カカオは微細な領域の中で本当に「愛」というバイブレーションを引き寄せてくれるように思います。その微細な動きを通して、私たちに降り注ぐ無条件の愛に気づき、ひとりひとりに宿る、かけがえのない個性がさらに輝きを放ち始める。ハートのためのセレモニー。それが私のシェアしている私とカカオのスピリットとの共同創造によるカカオセレモニーです。


カカオの成分

なぜ、そのような愛の領域と繋がりやすくなるのかというと、それはセレモニアルカカオに含まれる成分によります。その成分により起こる反応は私たちを「至福」「愛」を体験しているその瞬間の領域に連れて行ってくれるのです。それではカカオの成分について書き出していきますね。


テオブロミン


テオブロミンには血管を拡張し、心臓の周りの筋組織を緩める機能があり、大きな安らぎと深みをもたらします。ハートを開き、感情的、心理的、精神的なブロックを取り除く力を保持しながら、エネルギーを高めます。

フィラテリンアミン (PEA)

「愛の化学物質」という名の通り、恋をしているときに経験するような高揚感をもたらします。恐怖を手放し、自分の心の中に流れる愛をさらに招き入れ、他者、自然、そしてすべてのものとのより深いつながりを体感します。

アナンダミド

「至福の分子」として知られるこの天然成分は、多幸感を生み出します。地球上の植物でこの成分を含むものはカカオだけだと言われています。

市販されているほとんどのカカオはオーガニックでフェアトレードと表示されているものでも多くの場合、種が大きく、加工が容易でカフェインを多く含む交配品種のものです。また熱処理をされ、本来の成分が損なわれています。これらの情報は私にセレモニアルカカオを繋いでくれた、セレモニーを研究する友人から教えていただいたものです。(たくさんの研究と助言をありがとう✴︎)

私が使用させていただいている南米のチョコレートシャーマンから頂いたカカオは、幻のカカオと言われており、何千年も前のシャーマンの伝統的なアプローチに従って生産されています。最小限の処理と短い発酵期間により健康的な脂肪含有量、栄養素、および活性化合物を高容量で含有しており、もっとも純粋なカカオです。


セレモニーは参加してくれる皆さんのエナジーで作り出すものです。この世界に満ちている愛のエナジーを活性化していくために、カカオの精霊達の力を借りて、共にセレモニーを作り出しましょう。
一度、カカオのスピリットと繋がると、カカオは私たちを応援し続けてくれます。私たちが愛から外れようとする時、「僕を思い出して!」と囁きかけてくれ、そして私たちを愛の真ん中に戻してくれるのです。セレモニーを重ねるごとに、その声は大きくなり、私達をより深く愛に繋いでくれます。
私たちの内側に充満する愛が作り出す渦が、この世界を溶かし、愛で満たしていく。その体感が嬉しくて、セレモニーを続けています。
あなたの元にカカオのスピリットが届き、共にセレモニーを作り出す時が来ますように。

最後に私がいつも唱えさせていただいている言葉をここに記します。

生きとし生けるすべてのものが、私のうちなる調和を享受しますように。

愛を込めて。

ダンスメディスンについて


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