2024年8月 BBQと激エロメイドシーシャ in 大阪

おはみずせ〜(●´ω`●)

コメダの十字四つ切りパン 第一象限から食べる

どうも、n(任意のハンドルネーム)です。半値多すぎにつき今回は皆様の脳内で上手いこと補完してください。

皆様いかがお過ごしでしょうか?私はこの1ヶ月程「しかのこのこのここしたんたん」はマルコフ連鎖で発生する確率が1/4000万という話を思い出しては一生ニヤニヤしています。

https://gigazine.net/news/20240722-shikanoko-markov-chain/

先日、3年ぶりの大阪旅行へ行きました。今回はお盆も末の、主に一晩のノンフィクションストーリーをここに記します。

結構気合いを入れて書きました。飽きないよう工夫したのでよかったら最後まで読んで頂きたい!

※注意※
全三章構成、本記事は必ずしも全てが時系列順ではありません。
事実のみを記述しています。


目次

  • BBQでエスプレッソを淹れた話

  • 広島から宿も取らずに遊びに来た人が撤収間際に来た話

  • 大阪の飲み屋のキャッチ、アンドロイド説

  • 札幌のバニーガールケツ自慢

  • 福岡のびっくり亭がびっくりするほどそそられない話

  • 激エロメイドシーシャ

  • 激エロメイドシーシャのシゴロの兄さん


BBQでエスプレッソを淹れた話

ウオオオオオオオオオオ肉焼くぞ肉ゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!


エビ。

豆を手挽きしてエスプレッソを淹れました。準備していただいたコーヒーセットが一通りで20万円くらいするらしい。マジかよ。

手押しエスプレッソ抽出機


BBQ中の写真、たった2枚しか撮影しておらず。

楽しくなかった訳ではなく、無茶苦茶楽しくて写真撮ってる暇がありませんでした。更にははっちゃけすぎました。戒めにしばらく禁酒します。

この記事でBBQの話は以後出ません。本記事はBBQの二次会三次会がメインのお話になります。


終了間際に宿無しで広島から遊びに来た話


わざわざ広島から、仕事終わりに新幹線で会場までやってきたメンツがひとり。宿無し埼玉に渡したいものがあったとのことであったが、せっかくなのでこの後の二次会も共に行動することに。

仕事終わりにやってきたと聞いて目ん玉飛び出た。フッカルすぎ!


大阪の飲み屋のキャッチ、アンドロイド説


三次会の店を探すべく、難波周辺をフラフラする我々。ここは繁華街。もちのろんでキャッチの巣窟である。

「お兄さん行く先決まってますか?飲み放題2000円、いかがです?」
「飲み放題2000円、いかがです?嘘ついてたら僕がちゃんと返金するんで!」
「行く先は?行く先は決まってますか?飲み放題2000円、いかがです?」

一生これしか言わないキャッチに、捕まった。

マジでこれしか言わないのである。その場で「2000円bot」のあだ名がついた。

歩いても、歩いても、ついてくる。角を曲がっても、道を渡っても、ついてくる。東5丁北7丁くらい移動したはず。

やっと撒いた。

「福岡じゃあんな人見たことない。さすが大阪やな~」とひとりが言っていた。多分大阪以外どこにもこんなに粘りっ気強い人は居ないんじゃないかな。

撒いたと思っていた。やっと撒いたはずだった。

「お兄さん行く先決まってますか?飲み放題2000円、いかがです?」

空かさず二人目が現れた。なんで?????
それも服も髪型も全く同じの別人が現れたのである。マジでなんで?????

ただ、二号機は諦めがよく、早々に離れていった。そして2000円botのあだ名が「初号機」に改名された。

「二号機は不良品なのかもしらんな~」と話しつつ引き続き飲み屋を探していると、横からキャッチに話しかけられた。

「お兄さん行く先決まってますか?飲み放題2000円、いかがです?」

三号機が現れた。また同じ服装同じ髪型である。本当になんで????????

三号機は少しだけしぶとかった。すぐには諦めなかった。
一人が粘ってくれたおかげで早々に撒けた。ただ、三号機が立ち止まった場所には、またもや同じ容姿の四号機がいた。

何人いるんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


臭いらしい福岡の「びっくり亭」


今回三次会までに残ったメンツは計7人。うち大阪出身の者は一人しかおらず、地元トークで盛り上がった。うち3人が福岡から来ており、福岡のソウルフード「びっくり亭」の話に。

鉄板焼きのお店らしいが、とにかくニンニクが臭うらしい。
びっくり亭帰りとわかるレベルで臭うらしい。
翌日も臭うレベルで、すごいらしい。
味にはあまり触れられず、とにかく「ニオイがやばい」という話でもちきりだった。

仕事帰りにスーツでびっくり亭に入ると、翌日会社で嫌な顔をされる上にクリーニングに出さないといけないレベルで臭いがキツイらしい。

ニンニクが効いている鉄板焼きは好きなので、いつか食べてみたいな~。


すすきのMILLION


福岡のびっくり亭であまりにも盛り上がったので、何か札幌で対抗できるものはないか考えを巡らせた。
山岡家も店前のニオイはかなりきついが、びっくり亭には負けそうだしな…。何か、何か…。

あった…。

札幌には、バニーガールのケツが、ある…。

この話を持ち掛けると、広島も「バニーガールのガールズバーなら広島にもあるよ」とのこと。違う。違うんだ。札幌の「バニーガールのケツ」と呼ばれる場所は


札幌 "MILLION"


バニーガールのケツが外から眺められるのだ。

すすきのにお立ち寄りの際はぜひMILLION前を通過して頂きたい。無料でケツが眺められる!

流石にここまでどストレートなのはほかの地域でも見ないらしい。
どうやら僕が札幌を離れている間に二階から一階に移転しているらしいです。


「激エロメイドシーシャ」なる店へ


我々身内で通称「激エロメイドシーシャ」と呼ばれている店へ。飲み過ぎて店員が床で寝ていることもあるとかなんとか。

コンカフェは人生で二度目。事前に店舗公式Twitterをチラ見していたのだが、写真通りの女性店員が店に立っていた。「加工」の概念と、それによって自身に埋め込まれた先入観の実体に直接触れたような気がした。

激エロメイドシーシャと聞いていたが、メイドがいない。

まあシーシャ吸えればいいか。フッカル広島とシーシャをシェアした。

くだらない話で腹の底から笑い、周辺のお客さんを巻き込み、長い夜が再スタートした。

過去に二轍の大阪がこのお店に来た時、偶然仲良くなった超ノリが良いお兄さんがいたという話をしていた。

なんとそのお兄さんが我々の前に現れたのである。なんだこの激熱展開?!
我々から三人と、このお兄さんを含む他のお客さんの五人でチンチロをすることに。店の定番の遊びらしく、ルールは目が一番弱かった人が酒一杯という非常にシンプルなもの。

さあチンチロやんべとゲームがスタートしたところで、更に別のお客さんを紹介された。


「シゴロの兄さん」


「このお兄さんめっちゃシゴロ出すんですよ」

ひとつ空けて隣の席に座っていたお兄さん。彼も常連で、幾度とシゴロを出してきたとのこと。

マジで?どんだけ強運なんだよ。と思っていたら、彼は我々の目の前でまたシゴロを出した。その運分けてください。

その後平成のヒットチャートを皆で歌い、喉を枯らし、午前四時も目前になったあたりで、そろそろ解散の空気感に。僕もタクシーを呼ぶ準備を始めた。

店が入っているビル前にタクシーを呼ぶため、Goが指す現在地が間違っていないか確認をしていると、シゴロの兄さんが帰り際に放った一言で、話が大きく動いた。

「俺霊感ありますよ。全部見えるっす」


第二章 日本橋のある事故物件の宿について


目次 無し

時は戻り飲み屋。「札幌にバニーガールのケツならあるが?」等とふざけていた時点で、福岡メンバーのうちひとり、埼玉、広島の3名は宿が取っていなかったのである。

どうせなら安く済ませたい。ならばairbnbで3名で泊まれる部屋を抑えれば安いし楽で良いのでは?と言う訳で、埼玉が現在地(飲み屋)からほど近いアパートの一室の予約に成功。

その時はこの一室が、いや、それ以上の、我々の力ではどうしようにもない事故物件である事など露知らず…。

その後は激エロメイドシーシャへハシゴすると決めていたので、宿泊者3名は一度抑えた宿に荷物を置くことに。そこに「内見」と称して着いていく我々。

狭いエントランスをドヤドヤと通り、部屋のドアを開けるや否や、部屋の涼しさを感じると同時に
「くっさ」
「くっさ」
「くっさ」
「くっさ」
「くっさ」
「くっさ」
「くっさ」
全員がありえない異臭に顔を歪めた。

生涯で嗅いだことがないニオイ。生臭いとか、ヤニ臭いとか、食べ物が腐った臭さとか、どれにも分類されず、とにかく新しいニオイを全員が同時に経験した。

そこで一晩過ごすことは考えられない臭さ。宿泊時に備えて窓を開け、エアコンを回し部屋を出た。

激エロメイドシーシャ(未検証)に向かう道中もニオイの話でもちきりに。
「デリヘル呼んだら入室してくれるんかな」等とふざけていた。しかしどんなふざけても臭い宿は臭い宿。さらには冗談で「死臭」と言い始める始末。ここはなんだか本当にヤバいんじゃないかと僕の直感が訴えかけてきた。

マジもんの事故物件である気がしたので、大島てるで調べてみた。

あろうことかヒットしてしまった

硫化水素による死。只ならぬ理由で人が死んだ事実があったのだ。「死臭」が現実味を帯びて来てしまった。

普段から嫌な顔をされることもある程ロジカルな僕でも、さすがにこれは宿泊を全力阻止した。

怨霊や怨念は死因や生前の人生によって強さが変わると聞いたことがあるが、今回は硫化水素である。只事じゃあない。テクノブレイクだったらせっかくだから泊ってきな!!!って喜んで言ってたよ。

メイドさん(概念)や、近くを通ったお客さんも我々の話に興味を持ち、話する中で宿についた通称が

デスホテル

オタクの悪いところである。デス語録が誕生してしまった。
要はラブホテルの対義語である。

ラブホテルに対して
ホテルラブ←逆
デス野宿←裏 いや野垂れ死んでるだけじゃん
野宿デス← 野宿の文末を敬語にしただけ
じゃあ他は?ラブ野宿は?← ただの青姦やんけ

等と一人考えていた。その後も我々全体の話はデス語録で持ち切り。無限にデス語録が誕生していく。

語録で店を巻き込んで爆笑し、宿泊は中止!ネカフェでも探そう!と決まったところで、宿泊予定者は荷物を取りに行くことに。

店を出る直前に「気を強く持って」と声をかけ、店を送り出した。

とても暖かいメイドさん(曖昧)と他のお客さんで山ほど盛り上がり、体力の限界も近づいた午前四時。「デスホテルでデス合宿や~!」と騒いでいた。僕も限界が近づいていたので、早くデス睡眠したかった。仲良くなったお客さんも順次退店していく中、最後に残ったシゴロの兄さんもやはりデス語録に興味深々。

シゴロの兄さん「デスホテルってなんですか?!」

シゴロの兄さん「俺霊感ありますよ。全部見えるっす」

第三章 シゴロの兄さんとデスホテルへ


目次 無し

「幽霊が生きている人間に生命力で勝てる訳が無い」と謳う(ごもっともである)二轍の大阪、宿無し福岡、フッ軽広島がデスホテルでデス合宿をすると決め、ひとまず我々もデスホテルへ向かうことに。もちろんシゴロの兄さんも同行。

シゴロの兄さんも含め、激エロメイドシーシャ(概念)で出会った他お客さんも皆気さくでおまけにイケメンばかりで最高な方々であったが、さすがに突然「霊見える」と言われても若干疑ってしまっていた。

その時同時に頭の片隅で「激エロメイドシーシャの激エロの部分って何?」という疑問を抱いていた。

しかしこの流れ自体は面白いし、見えなかったら見えなかったで良い事ではある。「地元のビックカメラでトイレを使った後、家で2ch開いたらなんJでハッテン場扱いされてたことあるんですよ〜w」と本当にあったカスの話をしながらデスホテルへ1kmも無い道を徒歩で移動した。
ちなこれビックカメラ札幌店2Fの男子トイレの話ね。

シゴロの兄さん曰く、見える事を承知で出費を抑えるために敢えて事故物件に宿泊することもあるのだそう。

デスホテル横のデス路地に近づいたところで、我々がシゴロの兄さんの霊感を確信する瞬間が来る。

シゴロの兄さん「この一角やばい。この辺全部やばい。」

説明しよう。「デス路地」とは、「デスホテルに入る路地」ではなく、「デスホテル一角の事故物件が密集している十字路」の事である。ちゃんと(ちゃんと?)大島てるで大火事が起きているのである。
(大島てるでは事故物件に炎のマークが付く。デス路地はその一角の複数の建物に炎のマークがついており、このような状態を個人的に「大火事」と呼んでいる)

デスホテルが近づいていることは伝えていたものの、デス路地の存在は伝えていなかった。しかし彼はその一角のヤバさを見抜いたのだ。
僕は絶対にそれ以上近づきたくなかったので、デスホテルのエントランスが見えない位置で皆を待つことに。

10分ほど経過したのち、デス合宿組を除いたメンバーが戻ってきたのでシゴロの兄さんに話を聞いた。


シゴロの兄さん「過去に泊った事故物件と全く同じニオイだった」
以下要約。

  • あのニオイは死臭ではないとは思うが、間違いなく何かが居る時のニオイ

  • あの部屋だけではない。あのアパート全体がヤバい。(デス部屋超えて本当にデスホテルやんけ。)

  • そのうえであの部屋にも確実に存在している。今も内見時も多人数で入った為誰にも見えなかったが、一人で入室すると我々にも見えてしまうであろうヤバさがある。

  • 内見時、エアコンがオフになっていた。真夏の大阪であるにも関わず、部屋は涼しかった。これは憑いている証拠。(ニオイに意識が行っていたからか、内見組もこの違和感に気が付くことができなかった。)

  • デスホテル含めデス路地には近づかない方がよい。


彼は「左肩だけ重いとか違和感があるとかない?気を付けてね」と我々を気遣いながら、しきりに頭が痛いと言っていた。

偶然がもたらしたとしか言えないであろう、名も名乗る暇も無く意気投合した素晴らしい出会いによって、デスホテル事件が思いもよらぬ形で発展し、身が芯まで冷えつつも「偶然の出会いは面白い」と感じた。シゴロの兄さんとは最後にかたい握手をし、また大阪に来ることを約束して僕はタクシーに乗り込んだ。

一方その頃、二徹の大阪の「デスいびき」によって、フッカル広島が眠れずにしんどい思いをしていたらしい。


番外編


激エロメイドシーシャ(メイド抜き)で誕生したデス語録一覧

  • デスホテル

  • デスセックス:デスホテルでセックス

  • デスヘル:デスホテルにデリヘルを呼ぶこと。Death Hell でただの地獄じゃねえか。

  • デス野宿:ラブホテルの対義語

  • デス合宿:デスホテルで団体宿泊

  • デス路地:デスホテル付近の事故物件一帯

  • デススメル:我々が死臭と称したデスホテルのニオイ

  • デスシミ:デスホテルの天井についていたシミ

  • 設定デス:パチスロの設定L

  • デス下:グリ下 デス版

  • デス絵画:デスホテルの壁に設置されていた謎の安物の絵画

  • デスポテト:激エロメイドシーシャでオーダーしたポテト。なんとゴキブリが入っていた。


番外編2


ガチな感想。普段から自分自身は一人行動が多く、そのうえ最近は「必然的な出会い」に分類されるであろう人間関係がほとんどです。その最もたるものがポーカー。

ポーカーを打ちに行き、同卓した方と真剣に戦略やプレイングの振り返りをする。
「今のプレー間違ってたんですかね?」等と聞かれ、自分の意見を伝える。
こういったところから意気投合し、人間関係が広がっています。

ただ、これはそこでの体験を第一に目的としており、人間関係の充実は求めていません。自然と広がっていく為、まずは目の前のゲームや音楽を楽しむことに集中する。わざわざ求める必要が無いのです。

対になるものに、今回のように「ふらっと入ったお店でたまたま隣の席になった」「同じ高校に入学した」などの「偶然的な出会い」があるのでは。これが僕が考える、人と繋がるきっかけとその捉え方です。

そもそも人と会話をする事が決して得意では無いといいますか、心を開くまでに時間がかかってしまいます。ただお喋りは好きであり、自分から話題提起ができない、俗に言う「喋りすぎるコミュ障」に分類されると自覚しています。

自身の場合は真剣に話せる共通の話題があることで会話のハードルが極端に下がります。「この人はどんな話題を聞いてくれるかな」「そもそも自分に興味はあるのかな」等と常々考えてしまう為、そう思ってしまうくらいなら一人で考え事をしインターネット大海洋に放流していたほうがよい、と判断してしまうのです。

そんな自分ですが、今回の特に”Maid&Shisha LR”での一晩はとても新鮮でただただ楽しく、初めてバーで一夜を明かしました。時にナイトクラブに行くこともありますが、クラブなんて一人で音楽を聴いていりゃ朝まであっという間です。
誰かと会話をするにしても、そこは日本ではそこそこニッチなダンスミュージックの話が当たり前に通じるセカイです。

本当にたまたま同じ時間に遊びに来ていた方々と、会話をし、歌い、帰り道も一緒に歩く。夜は大抵自宅で過ごす自分には、初めての一日でした。

会話が苦手すぎてコンカフェやガールズバーは二度と行くもんかと心に決めており、激エロメイドシーシャ(爆笑)へ向かう道も、少し足取りが重かったはずですが、ホテルに戻る頃にはそんな感情は全て忘れていました。25歳にもなって一つ苦手意識を克服した気がします。

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