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リンリンの力強さ

「TOKYO BiSH SHiNE6」を見た。

BiSHの良さを改めて実感した。
BiSHには嘘がないところが良い。
普段から本心で思っていることを発言している様子が伝わるので、
MCもちゃんと聞こうと思うし、歌も生歌だから、同じ曲だったとしても
毎回聞こえ方が違うので飽きない。

メンバーのバランスも良い。
いつ聞いても鳥肌がたつほどの歌声の持ち主のアイナ。
歌への感情の込め具合が聞いていて気持ちが良いチッチ。
この二人でだけでも充分魅力的だが、
そこにかっこよさを兼ね備えた妹アユニが参戦してくる。
個性と個性と個性であるがなぜかぶつかり合わず、歌のパートがきりかわるごとに魅力がどんどん更新される。
また、その場の雰囲気を一人で変えることができるハシヤスメ。
冷静に状況を見て、言葉を紡ぎ出すモモコ。
全員がとんでもない個性を持っており、全員がその個性を尊重し合っている。

ただ、今回のLIVEでのMVPはリンリンだったと思う。
リンリンはあまり感情が見えない。
それなのに、今回は冒頭から歌声の力強さは際立っていた。
決して上手いわけではない。
だが、心が揺さぶられた。
なぜこんなにも気合が入っているのだろう。
何を伝えようとしているのだろう。
最後のMCで涙ながらに語ったリンリンの言葉でその意味がわかった。



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