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きのうの春で、君を待つ

 最近はネトフリを解約して代わりにキャンペーン中だから加入したkindleアンリミテッドの契約を延長しようかなと思ってる男、詩片です。よくよく考えるとネトフリってオリジナル作品多いですけどそんなに気に入った作品無くてあれ?別に要らなくね?となっております。まぁエッジランナーズ見れた分で数か月加入した分以上のものを貰ったので文句は無いですけどね。
ここ数日は「サクラノ刻」プレイしてます。まだⅢ章の途中ですけどね、前作再履修してからとか、作者のツイートがアレとかで、なんか発売日まで気分乗らなかったんですけど、結局TLの民見てるとやりたくなって当日配送の注文しちゃったんですよね、意思が弱い。

表題作「きのうの春で、君を待つ」この前読んだ「夏へのトンネル、さよならの出口」と同じ作者なんですけど、やっぱりあまり面白くなかったなと。「ミモザの告白」も1巻がkindleアンリミ対象なんで読むか迷ってて、これもやっぱり合わないのかな。
常々思ってるんですけど、「個人的に」ってワード付ける意味あるのかなって、それこそ数行前のあまり面白くなかったという語にこのワードを接続するって選択肢もあったんですけど、結局作品に対しての感情って主観的なものでしかないと思っているので、「個人的」じゃない感想なんて無いじゃないですか?結局このワードを付けるかどうかはその感想の読み手に対する気遣いにしか過ぎないよなって、人の感想ってどんなものにしろ読み手が傷付く可能性を孕んでいると思うので、それを軽減しようと試みるのは優しい事だと思います。でもそうしたぬるま湯からいったい何が生まれるんでしょうかね、苛烈なほど良いものが生まれやすいと断言は出来ませんが、批評もまた芸術活動の一環だと思ってる以上、どうしても厳しい環境なほど素晴らしいものが生まれるのではないか、そんな偏見を捨て去れないでいるぬるま湯につかっているエアプからの感想でした。

「きのうの春で、君を待つ」、これ女→男のクソでか感情かつ男もなんか未練あったから体裁保ってただけで反転したら秒速みたいなクソ展開待ったなしでしょとか思って読み終わったあと笑いそうでした。メンヘラ兄妹に振り回されてどこかすっきりしない幕引きで、後味の悪さという部分は共通してるなとか、連絡も取らない関係性になってまで相手のため(自分のために)努力し続けるのって異常だよなと再認識。

イリヤの空ロスなんでなんとなく甘酸っぱい恋愛ものに飢えてるんですけど、元が傑作すぎてなかなか良さそうなのがない。「回樹」が結構面白かったから斜線堂有紀の作品とか読もうかなと思ったけど、こいつ死ネタ多すぎだろって謎の逆張り染みた何かが発動しそうになったり、そもそも「回樹」も死ネタだったわ、百合だったから刺さったのかな、よくわからないや、おやすみ。


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