2021/10/15 BR_音楽を聴く会
どうもこんにちは。BR研A年の田中です。
先日10/15(金)に「日本のバンドブーム」をテーマとして1990年前後の曲を選んだプレイリストを流しました。そのプレイリストを公開します。
公式動画があればYouTubeのリンクを貼っていますが、私はサブスクリプションサービスには入っていないので、そのリンクはありません。あしからず。
SE
01. 電気ビリビリ - 電気グルーヴ (1990)
キャリア唯一のインディーズ盤『662 BPM BY DG』より。現在の電気グルーヴは石野卓球とピエール瀧の二人組でテクノをやっていますが、この頃は4人組で、ラップユニットという側面が強いです。メジャーでは出せない過激な歌詞もポイント。
02. BODY TO BODY - SOFT BALLET (1989)
このバンドに関してはあまり詳しくはないのですが、かっこいい曲なので入れました。Front 242やD.A.Fといったようなエレクトロニック・ボディ・ミュージックの影響が強いです。
本編
01. 未来は僕らの手の中 - THE BLUE HEARTS (1987)
言わずと知れた名盤であるファーストアルバムの1曲目から。歯切れがよく勢いのあるバンドサウンドが気持ちよいです。
02. 大迷惑 - UNICORN (1989)
2009年に再結成して現在も活動中のバンドの代表作。中近東的なキーボードのメロディやオーケストラの導入が印象的。「24時間戦えますか」な歌詞がコミカルです。
03. Diamonds - PRINCESS PRINCESS (1989)
日本一売れたというガールズバンドの代表曲。素晴らしいポップソングです。Iggy Pop "Lust For Life"や斉藤和義「歩いて帰ろう」など、「恋はあせらず」式のリズムには名曲が多いように思います。
04. プレゼント - Jitterin' Jinn (1990)
明るい曲調でありながら、歌詞は割とブラックです。シャープでキレのあるドラムやギターが気持ちいいです。
05. CONTROL - LÄ-PPISCH (1989)
「レピッシュ」と読みます。なぜかバンドブームのころはレゲエやスカ、ダブを基調としたバンドが多いですね。プレイリストにはありませんが、東京スカパラダイスオーケストラもこの頃のデビューです。
06. いくいくお花ちゃん - Carnation (1992)
岡林信康のカバー。「和製XTC」や「ムーンライダーズの弟バンド」と言われているようで、なかなかひねくれた感じが好きです。結成時期はバンドブームの頃ではないのですが、最近よく聞いているので入れました。
07. 頼りない天使 - Fishmans (1992)
初期フィッシュマンズ屈指の名曲。佐藤伸治のボーカルや、すき間を活かしたダブアレンジが素晴らしいです。ちなみにこの曲が入っているアルバム『KING MASTER GEORGE』は、名曲がいくつか入っているものの、なぜかおふざけのような曲も多いので、初心者にはおすすめしません。
08. Jazz Man - Mute Beat (1988)
インストゥルメンタルということもあり、普通に聞いているとおしゃれ音楽に聞こえますが、スリーマイル原発がジャケットになっていたり、「キエフの空」という曲があったりと、どこかメッセージを感じます。
ちなみにFishmansのファーストアルバムのプロデュースはトランぺッターであるこだま和文が手掛けています。
09. カメラ!カメラ!カメラ!(シングル・バージョン) - Flipper's Guitar (1990)
渋谷系を代表するバンドによる、爽やかなギターポップの名曲です。ちなみにリマスター盤ではオルガンの音が消されているのが謎です。
10. 月の裏で会いましょう - Original Love (1992)
今は田島貴男さんのソロユニットになっていますが、この頃はバンド形態でした。アシッドジャズの影響の色濃い名曲。
この曲の公式動画がなかったので、代表曲「接吻」のセルフカバーを貼っておきます。シティポップ的アレンジがグルーヴィーで心地よいです。
(個性的なバンドが多いのでこのあたりの流れはめちゃくちゃです)
11. りんごの泪 - 人間椅子 (1990)
ハードロックバンド人間椅子の初期の代表曲。ブラックサバスに影響を受けたおどろおどろしい曲調と東北の土着的な歌詞や歌唱が混ざり合った世界観が独創的。
当時放送していたテレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国」出身のバンドの中では、BEGINと並んで、現在まで活動している数少ないバンドです。
12. さよなら人類(オリジナル・バージョン) - たま (1990)
たまの大ヒット曲。作詞・作曲・ボーカルはメンバーの中で一番ポップな曲を書く柳原陽一郎さんです。この曲で紅白にも出場しましたが、他の曲を聴くと分かるように、たまはかなりのアングラバンドです。
ちなみにたまは元々シンガーソングライターをやっていた人の集まりなので、メンバー全員が作詞・作曲・ボーカルができます。
以上で終わりです。このプレイリストから、BR研に興味を持ってもらえたら嬉しいです。今後もこのような企画を行う予定ですので、是非お気軽にご参加ください。ではごきげんよう。
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