2021/04/28 BR_音楽を聴く会

こんばんは。BR研F年(4年目)の中川です。
先日4/28(水)の夜に、「音楽を聴く会」を開催しました。
この企画は、部員が自由なテーマでプレイリストを組んでZoomを用いてそれを他のメンバーと共有する企画になります。今後も定期的に開催される予定です。新入生の方や音楽を知りたいだけという方の参加も大歓迎です。

初回である今回は「BR研っぽい」バンドということを意識しながら、僕が最近よく聞いている曲を中心にしてリストを組みました。また、noteの記事を作成するに当たって、口頭で行ったバンドや曲についての紹介も文字化してみました。
以下、流した曲の紹介をしていきます。YouTubeのリンクもありますので、もしよろしければ音声を流しながらお楽しみください。記事の最後には、今回の曲目を集めたspotifyのプレイリストも用意しています。

それでは、拙い説明になるかと思いますが、最後までどうぞよろしくお願いします。

01. Break on Through (To the Other Side) - The Doors (1967)
アメリカのロックバンド、ザ・ドアーズのデビューアルバム『The Doors』に収録されている楽曲です。このアルバムは「ハートに火をつけて」という邦題でも有名かと思います(ナイスなタイトルですね)。オルガンのサイケデリックな質感が最高です。個人的に最近ハマっているので、今回のリストの一曲目に持ってきてみました。

02. Electric Funeral - Black Sabbath (1970)
ブラック・サバスは70年ごろから活動するイギリスのバンドで、後のヘヴィメタルに絶大な影響を与えたバンドです。「Electric Funeral」は、そんな彼らの代表作『Paranoid』からの一曲です。「War Pigs」や「Iron Man」など有名曲が多数収録されている作品ですが、この曲も素晴らしいですね。オジー・オズボーンの不気味な歌唱、トニー・アイオミの呪詛のようなギタープレイには唯一無二の魅力があります。後半で急に展開が変わるパートにはテンションが上がってしまいます。

03. Running Free - Iron Maiden (1980)
イギリスのヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンの1stアルバムの曲です。このバンドは2代目ボーカルのブルース・ディッキンソンの時期(3枚目から9枚目まで)の評価が高い印象がありますが、初代ボーカリストのポール・ディアノ期もめちゃくちゃ良いです。パンキッシュな歌唱はオーソドックスなヘヴィメタルの型から外れた独特の魅力があります。あと、メイデンはベースの音がやたらとデカくて良いですよね。

04. Ether - Gang Of Four (1979)
イギリスのポストパンクバンド、ギャング・オブ・フォーの1stアルバム『Entertainment!』の一曲目です。ポストパンクとは、ピストルズやラモーンズなどのパンクロックの流れを汲みながらも、そこに実験的な要素を加えた音楽のことを指します。底抜けに明るいパンクに比べると、ポストパンクと呼ばれるジャンルの曲は内省的で暗いものが多い印象があります。この曲は、ジャキジャキとしたギターサウンドがとてもクールな曲です。ゴリゴリと響くベースの低音も迫力満点です。この作品を気に入った方は、同時期のイギリスのバンド、ワイヤーの1stアルバム『Pink Flag』(1977)も是非おすすめです。

05. Made of Stone – The Stone Roses (1989)
『The Stone Roses』より。このアルバムがとても好きでよく聞くのですが、名曲揃いのアルバムの中でも特に印象的な曲の一つです。エモーショナルなギターソロと派手なドラムが頭に残ります。ところで、この曲は、プライマル・スクリームの「Velocity Girl」(1986)に少し似ています。聞き比べてみると、どちらも爽やかさは共通しているものの、「Made Of Stone」の方はハードで熱い味が加えられているのがよく分かるかと思います。

06. 星を見たかい?– サニーデイ・サービス (1997)
はっぴいえんどをはじめ、フォークとロックを融合させることを試みた日本のバンドは数多くいます。サニーデイ・サービスも、その命題に挑んだバンドの一つです。3rdアルバム『愛と笑いの夜』や4thアルバム『サニーデイ・サービス』は、アコースティックな美しさとロックバンドのダイナミズムが見事に融合した名作だと思います。「星を見たかい?」は『サニーデイ・サービス』に収録されている楽曲です。個人的にはこのアルバムにおける故・丸山晴茂氏のドラムプレイがとても好きです。リラックスした感じが良いですよね。

07. Happiness Is A Warm Gun - The Beatles (1968)
The Beatlesの『The Beatles』(通称、ホワイトアルバム)から。ジョン・レノンの作品です。3分に満たない尺の中に様々な曲が断片的に挿入されています。それでいて、つぎはぎで不格好になっている感じは全くありません。恐ろしくなるほどの完成度です。イギリスのバンド、レディオヘッドは「Paranoid Android」を作るに当たってこの曲を参照したのではないかという話があるようです。そのエピソード自体はソースが不確かなのですが、言われてみれば楽曲の構造が似ているような気がします。

08. You Shock Me All Night Long - AC/DC (1980)
世界で2番目だか3番目だかに売れたアルバム『Back In Black』に収録されている楽曲です。AC/DCらしいギターリフを主体とした縦ノリのリズムが心地よいのはもちろんですが、この曲は歌のメロディーもキャッチーで印象的です。
AC/DCは大学入学以前より好きだったバンドですが、BR研に入って初めてドラムでコピーした思い出深いバンドでもあります。


今回の企画では以上の8曲を流しました。今回の曲目を集めたプレイリスト(spotify)のリンクを以下に貼っておきます。
また、近日中に同様の企画を行う予定ですので、その時は皆さまよろしくお願いします。是非お気軽にご参加ください。


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