灰谷音屋という漫画家

週刊少年チャンピオンでいくつか連載をもった灰谷音屋。
最初に見たのは「ジュニオール」というサッカー漫画だった。
高校生が自分たちでサッカー部を運営するような形になるストーリーと、
他にない躍動感とディフォルメをもった絵がとても自分好みであった。
がしかし打ち切り。
正直、話を活かしきれてなかった。

しばらくして「Diego」というとんでもないタイトルのサッカー漫画でまたチャンピオンに復帰してくれた。
第一話はとてもおもしろかった。
イタリアのプロサッカー描写がとてもよい。
主人公アルフレッドの天才さに呆れるほどだった。
しかし一話がピークだった。
ジュニオールよりぜんぜんつまらん。
何が悲しくてトラウマみたいな話ばかり見なければならんのか?
あの一話からなら、
貧しい子供時代からどうやってサッカーがうまくなったか、
それからキアとの対決でよかったじゃない。
サッカー以外なにもない天才ってのを描きつつ、
ふつーのサッカー漫画してくれればよかったのに。
案の定、昨日で打ち切り。
ひどい打ち切り。

チャンピオンの編集さん、
次回作は原作者をつけてほしい。
絵と演出はいいと思うんだよ灰谷音屋。

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