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MSXの思い出 1

時は1985年昭和60年、2年前に発売された任天堂「ファミリーコンピュータ」略して「ファミコン」は、「スーパーマリオブラザーズ」の超ヒットでお子様から大きな友達まで誰しもが手に入れたくて仕方がなくなっていた。なっていたはずだ。

当時小学生だった自分はもちろんファミコンがほしかった。自宅でスーパーマリオをやりたかった。でも我慢していた。友達の家でスーパーマリオをやらせてもらって満足していた。しかし親はなんとなく察知していたのだろう。子供がゲームをやりたいことを。

年末、親がゲームを買ってくれることになった。やったぜ!

年が明けて1986年昭和61年正月。我が家にゲーム機がやってきた。どうやらソフトはスーパーマリオじゃないみたいだけど自宅でゲームができるならそれでいいよ。楽しみだー!!

電気屋さんがテレビにゲーム機を設置している。

あれ?
なにこれ?
ファミコンじゃない・・・

MSXと書いてある・・・

MSX(エム・エス・エックス)とは、パソコン共通規格の名称である。

1983年に最初の規格であるMSX(通称「MSX1」)が米マイクロソフトアスキー(後のアスキー・メディアワークス)によって8ビットの規格として提唱された。元々は、アスキー・マイクロソフト側がメーカー独自のハードウェアに合わせたマイクロソフトBASICをカスタマイズする形で移植していたが、この方法ではメーカーならびに機種単位の互換性がないという欠点があったため、共通規格としてMSXが誕生した。

ウィキペディアより

うちと取引してた電気屋さん、東芝の電気屋だからもちろんファミコンなんか取り扱ってなくって、東芝のパソコンを持ってきたわけだ。子供だからそんなの知らんよ。おもちゃ屋で買えよ。親!ファミコンのほうが安いよ!

ややがっかりしながらも自宅でゲームができることには興奮した。ソフトは2つ買ってくれた。。コナミの「ロードファイター」と「けっきょく南極大冒険」。

正直この2作品、ファミコン版より面白いんだよね。個人的に。
そんなわけでやりまくったよ。もうやめなさいと怒られるくらい。
クリアーはできなかったけど。

ということでこれから時々、今まで遊んだMSXのゲームについて語りたいと思う。


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