厚生年金の保険料についての改正

厚生年金の保険料について高所得者の保険料を上げるとの報道が出ています。
根拠は、社会保障審議会　年金部会での内容です。

標準報酬月額の上限を上げる検討をしているとの内容です。

そもそも、保険料はどのように決まっているのでしょうか？

一般的には4月～6月に支払われる給与の平均を、標準報酬月額表に当てはめて、標準報酬月額を決定し、その年の9月から適用します。

現在は下限が8万８千円、上限が65万円です。
65万円以上の給与でも、65万円とみなして厚生年金の保険料を決めています。標準報酬月額×保険料率なので、66万円の給与の人も、月額200万円の人も、同じ保険料になります。

私そんなに給与もらってないもん！って方でも間接的な影響は考えられます。
厚生年金の保険料は会社と本人が半分なので、会社の支払う保険料が増える可能性があります。そうすると会社の利益が減る→業績悪化。につながる可能性があります。

まだ議論されているところですが、来年以降は制度改正の情報がたくさん出てくると思います。
わかりましたら皆さんに発信していきますので、どうぞよろしくお願いします！

https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001183530.pdf