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【下肢切断後の入院生活と断端包帯の巻き方・ワタシ流】

2024年2月14日(水)
朝一番に腸骨動脈狭窄のカテーテル手術(バルーン手術)でオペ室に運ばれ、終了後すぐに 足の切断手術をされたようで、目覚めた時には、すでに左足はそこになかった。

幻肢と言われる 足がないのに、あるかのように感じる 脳の勘違いによる感覚は 7月下旬になった今も続いている。


下肢切断後、約5週間 基礎体力と体のバランスを取れるようなリハビリをしてから、転院。

転院先で 初めて松葉杖に触れ 5週間鍛えられ、数段の階段の上り下りを出来るようにして ドイツ旅行の2週間前に退院。

この10週間の入院生活で、随分メンタルをやられてしまった。

自分が生き残った意味を考える日も少なくなかった。

日々のリハビリに納得がいかない日もあった。

失った足の重さの分、透析時の体重(ドライウェイト)は軽く設定してもらいたいのに、そうしてもらえない、さらに その理由も教えてもらえないイライラ感。

様々な面で 入院患者にはセラピストが必要だと つくづく感じた。

退院したらドイツに行くという希望にも、ワクワクしなくなった。

それでも、旅行をキャンセルするのは大変だから、行くしかない!
その為に、1番やらなければならなかったのが、切断した足の残った部分(断端 だんたん)を 将来義足を装着出来るように 包帯を巻いて細く成形していくこと。

これは、切断後から継続していて、後半5週間で自分できれいに巻けるように指導を受け、今も毎日継続中!

ちなみに、入院中、色々と断端包帯の巻き方をネット検索したが、言葉で書いてあったり、動画もうまく探せなかったので、、動画も載せます。【音声は入っていませんが、背後でテレビが鳴っています😅音量0でご覧頂けますようお願いします(_ _;)】

私の場合は、まずメディキュットを断端に履いてから包帯巻きスタート。
最初の巻の往復時に
テープで包帯を止めると巻きやすい☺️

この動画は 7月に撮ったので、断端はかなり細くなり、巻き方も上達中。。

断端への包帯の巻き方のコツは
1本目は

巻かれている部分が下に

2本目は 1本目とは逆で

巻かれている部分が上に

で巻くそうです。

そして 巻き終わったら

先の方は タケノコ状!

こうなる為には
先に巻き付けた分を手前に持ってくる時に引っ張る!
足の付け根は普通に巻いて
上に上げる時は少し引っ張って
先を巻いたら
引っ張りながら手前に。

足先で、左右の巻きが少しずつズレるように心がけると キレイなタケノコ状に。

1日2-3回は包帯が落ちるので、その度に巻き返し、、いつの間にか 巻き方上達 間違いなし(笑

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