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パワハラ夫に疲れて虚無ってる

「それはれっきとしたパワハラです」
相談員から言われた時、そうなんだなとやっと自覚できた。

夫のスペック
50代の年上夫
会社員(部署は数年で異動する)
自分の思い通りにならないことは嫌い
怒りの火種がたまに分かりづらい
せっかちで結果主義
ゲームや動画、映画鑑賞が趣味

夫が急にキレることがある。
あれは子供も連れて電車で出かける時のこと。
イライラした時に吸うタバコを忘れた。
何故か非喫煙者のわたしもいつもはライターを持たされているが、その日に限って忘れた。
乗車前に立ち寄ったスーパーのレジが混んでいた。
待たされるのが大嫌いな夫はそこでイライラし始める。
挙句、そういう時に限ってイライラ解消アイテムのタバコとライターを忘れた。非喫煙者のわたしまで何故か持たされているライターを自分も忘れた。

イライラがピークに達したのだろう。
彼は駅ホームの柱を3度蹴った。はた迷惑で奇妙すぎる客だ。よく通報されなかったなと今では思う。
わたしと子供はそれを見て呆気に取られて何も出来なかった。

その後、タバコは買うがライターは絶対買いたくないの主張。
到着先のコンビニでもしかしたらカートンで買えばライターが貰える店舗がある場合があるので、それに賭けた。もうひたすら祈った。
結果としては、ライターを貰えた。
タバコが吸えた彼はその後機嫌がとても良かった。
帰宅後何も言わずに子供のカバンにライターを入れた。自分のカバンにはライターとマッチ箱を入れた。

そんな彼に振り回されて虚無感しかない自分。
老後もわたしと一緒に問い遂げるつもりの夫。
そんな話を今後もさせて欲しい。

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