高血圧(第10回)何を使うか

 主にカルシウム拮抗剤、ARB、利尿剤の3種類を処方しています。大抵の場合、単剤、2種類併用、3種類併用でコントロール出来る様に思います。順番は1カルシウム拮抗剤、2ARB、3利尿剤です。それぞれ少ない量から始めます。
 高血圧の患者さんは、身体が血圧の高い状態に慣れているので、急激な降圧は良くないと思われます。
 例えば、高齢者などで急激に下げると脳の血流が低下して、ふらつきが出たりします。
 年間を通して季節の移り変わりによる血圧変動は、利尿剤の加減で上手くコントロール出来る事が多いです。

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