見出し画像

モグサとお灸と草餅と

森田さんの助手、みゆ姉です♪

このブログでは、森田さんの生薬の力のすばらしさを、みゆ姉の体験を通してお伝えしていきます♪

========================
先日、「よもぎあんまん」を食べながら、ふと、思いました
「あれ?よもぎって、生薬なのかな??」って。

早速、森田さんにメッセージを送って確認しました

「森田さん、突然ですが、よもぎは生薬ですか?」
「生薬ですよ♪」

と、たった一言ですが森田さんの表情がにじみ出ているお返事を
頂きました。

「やはり・・・よもぎは生薬なのね!!」

そして、またもや「おばあちゃん」の事を思い出しました。

今から遡ること、50年前。私が小学1年生の頃です。

「みーちゃん、これを揉んでモグサを作るんだよ」

そう言っておばあちゃんは乾燥した「よもぎ」を手のひらに乗せて、
まるで、お餅を丸めるかのようにコロコロし始めました。

しばらくすると、おばあちゃんの手の中から、お灸で使う「モグサ」が出てきました。

「みーちゃん、おばあちゃんはこれでお灸するから。見ててごらん」

と、言っておばあちゃんは手のひらのモグサを小さくちぎり、足のすねにとんがり帽子のようにしてモグサを乗せました。

私は、何がどうなるのかが興味深々で、じ~~~っととんがり帽子のような「モグサ」とおばあちゃんの顔を交互に見てました(笑)

すると、おばあちゃんはマッチを擦って「モグサ」に火をつけました。

勢いよく燃え始めるモグサにおばあちゃんは「フーッフーッ」と息を吹きかけて更に燃やしてました(^-^;

私は、びっくりしておばあちゃんをじーーーっと見ていると・・・

「おおお、あっつい・。。」

顔をゆがめながら、じーっと我慢して、熱がっているおばあちゃん

しばらくすると、モグサの火も消えました。

あ~やっと終わった。おばあちゃん、よかったね~と思った次の瞬間!!!

またもやおばあちゃんは「モグサ」をちぎってとんがり帽子にして、
さっきとは違う足のすねに乗せて、火をつけました!!!

(どうしてあんな熱いのに、またやるの??)と7歳の私には不思議でたまらなかったです

それ以来、枯れたヨモギを見つけたら手のひらにのせてコロコロして「モグサ」を作りました。なぜかというと・・・「モグサ」を作るとおばあちゃんに褒められたからです(笑)

50年後


よもぎあんまんを食べながら「モグサ」を思い出してる私はこう思いました

「昔からあるものって本物!生薬は先人の智慧の塊!だから大切に受け継がれていくといいな」って

追伸)
おばあちゃんが よもぎをすりつぶして作ってくれた「草餅」の味は今でも忘れられません♪
おばあちゃんの草餅、また食べたいな。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?