8月のまとめ

瞬きをしている間に、9月になってしまいました。
やっとこちらの更新を、大量にできるのではと期待しておりましたが、思うほどは進みませんでした・・・。申し訳ありません。

それでも、月別の記事数としては、過去4か月よりも多く掲載させていただくことができ、その分、多くの方にお読みいただきました。

それでは、この1か月でアクセス数の多かった記事の上位5位をご紹介させていただきます。

(有難いことに、最も多かったものは、「7月のまとめ」でした。これは、文末に再掲させて頂きます。以下は、それを除いてのランキングです。)

第1位

相変わらず、3か月遅れどころではないスクラップでしたが、多くの方にお読みいただきました。中国経済の行方が、どのあたりから変化の兆しを生じ始めたのかを振り返るには、遅れた記事もよいのかもしれません(完全に自己正当化・汗)。

第2位

同点2位

いずれの記事からも、中国経済の現状と展望を把握するために必要な情報を得ることができました。このテーマに高い関心が寄せられていることが感じられます。

第3位

同点3位

同点3位

中国経済全体は、勢いに陰りがみられ、成長率も思ったほど振るわないとの報道が増えつつある中、EVに関する期待も寄せられており、どの部分に注目するかによって、論調にもバリエーションが生じていることがうかがえます。
また、世論調査の結果では、TikTokの利用禁止に対する支持が集まっていることが報じられていました。日本では、全く問題になっていないようなのですが、Lineの問題と併せて、個人のデータ・プライバシーの問題が国家安全保障にも直結することを意識しなければならない段階に来ていることを、注意喚起されているように感じられます。

第4位

こちらも、遅ればせながらのスクラップではありましたが、多くの方にお読みいただいたようです。米中関係の根底には、中中関係が潜んでいることを、改めて認識させられた情報でした。

第5位

こちらも、中国経済の動向を把握する上で、需要な兆候となるデータでした。ゼロ・コロナ政策の影響が、一時的なものなのか、それとも長期のトレンドを表すものなのか、引き続き注視する必要がありそうです。


最後に、最も多くお読みいただいた、先月のまとめ記事を再掲させていただきます。


米中関係は、安全保障面では当然利害対立が緩和することはなく、軍相互の交流も滞っているのですが、キッシンジャー元大統領補佐官が訪中し、李尚福国防部長と会談していたり、また経済面では輸出規制や投資規制を行っていながらも、イエレン財務長官やレイモンド商務長官が訪中するなど、相変わらず対立と協調の併存が観察されます。一見、矛盾しているようなこれらの行動ですが、それぞれ国内および国際的な利害の表出といえ、冷静に動向を捉えることが重要であるのではないかと思われます。

それでは、このところ、また少し滞り気味ですが、需要がある限り、何とか続けて参りたいと存じます。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。