成人した
最近成人した。
私は誕生日が4月7日と早いので、成人するのも当然早い。
ただ、できるようになったことがあまり思い浮かばず、成人した実感があまりないのが少し残念だ。
さて、ここで成人してできるようになることを挙げてみる
成人になってできるようになること
親の同意がなくても契約ができる
携帯電話の契約
ローンを組む
クレジットカードをつくる
一人暮らしの部屋を借りる など
10年有効のパスポートを取得する
公認会計士や司法書士、医師免許、薬剤師免許などの国家資格を取る
結婚
性同一性障害の人が性別の取扱いの変更審判を受けられる
ひとまず政府広報オンラインからコピーペーストしたところ、こんな感じだ。
色々できるようにはなっているらしいが、ギャンブルや酒などは20歳になるまでできない。
また、結婚については女性の結婚可能年齢が16歳から18歳に引き上げられてのもので男性ならば元から変わらない。
できるようになったことも、下の方に関しては私は性同一性障害ではないし、結婚する相手なんかいるわけないので、実際関係のあるものは見た目ほど多くはない。
そんなわけで私に関係あるのは主に契約ができるようになったこと、10年有効のパスポートが取得できるようになったこと、国家資格を取れるようになったことの3つになる。
この3つの内、10年パスポートと国家資格の2つは純粋にプラスだろう。
10年パスポートは便利だし、国家資格についても取れるかは置いておいて勉強して取れるようになるのはプラスだ。
ただ、もう1つの契約ができるようになった点はプラスでもマイナスでもある。
契約ができるようになって様々な物を自分で決められるようになるといえば聞こえはいいが、要するにそれは責任を全て背負わなければならないということだ。
犯罪に遭ったり巻き込まれたりした時に守ってくれなくなってしまう。
さらに、契約をできるようになったとて高校生である以上はできることに制限がある。
クレジットカードやローンは信用がないから作れないし、携帯電話も家族の中に入れておいてもらった方がお得だ。
そう考えると、成人になったことによるメリットはあまりなく、リスクはかなり大きいと感じる。
元々成人年齢の引き下げ自体、高卒ですぐに働く人などのためのものだと思うので、学生である以上メリっとが少ないのは致し方ないが、それでもリスクの大きさはやはり怖い。
それと、契約ができるならギャンブルくらいはやらせてくれ。
酒やタバコができないのは身体的に仕方がないのは理解できるが、本当になぜギャンブルができないのか。
契約する責任能力と判断能力はあるのに、ギャンブルする判断能力はないというのはあまりにも筋が通っていないと思う。
私は競馬が趣味なのでぶっちゃけここが本音。
もちろん成人になったこと以外でも、18歳になったので免許は取れるし、選挙の投票もできるようになるしで、そこに関しては大きくプラスだと思うが、
20歳成人の時は責任に対して、酒やギャンブルなどの自由も得られていたのに、18歳成人ではその自由の部分がかなり削ぎ落とされてしまっているというのは、なってみて改めて残念に感じるし、成人という実感が薄い要因の一つでもあると感じる。
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