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笑いと教養②~コーンフレーク、最中
今日綴る内容は「教養」というより「知識」という方が正しいような気もしますが、その辺はざっくりと捉えていただきたく。
昨日のnoteで、巨人師匠がM-1審査員を引退された経緯を、ミルクボーイのラジオ番組で述べられた、という記事を引用いたしましたが、巨人師匠でも
今の漫才わかれへんというのがありますから。例えば、アニメのネタとか、ゲームのネタとか、やるときとかは、わからんワードが出てきて、わかった顔して審査すんの嫌やから
との考えに至るようです。それくらい、若手の漫才には新しいネタが登場してしまう、と。たしか、2024.4.12OAの「千原ジュニアの座王」に、はるかぜに告ぐが登場し、とんずさんが(モノボケかなんかで)「おぱんちゅうさぎ!」と言ったところ、審査してたケンドーコバヤシさんが「存じ上げない。。」となったようなことでしょう(漫画に精通してたり、サブカル万能な感じのコバ氏が「おぱんちゅうさぎ」を全く知らないのは意外でしたが…)。
しかし、例えば、そのミルクボーイの名作漫才・「コーンフレーク」「最中」で言うと、「コーンフレーク」「最中」はたいてい誰しも食したことはあるので、ネタが分からない、ということはないでしょう。少なくとも「香炉峰の雪」より敷居は低く、門戸が広いですが、でもどこかで「知らん、食べたことない、わからん」という人もいるかもしれません。しかし、それはどっちが良いか悪いか、貴賤がある、ということではなくて、大なり小なり笑いが通じるのは「範囲」がある、ということです。
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