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【歌詞語り】河合奈保子「けんかをやめて」

河合奈保子「けんかをやめて」
発売年:1982年
作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや

昨日、西野カナさんが歌手活動再開されることを紹介し、「トリセツ」はやっぱりヤバい歌だと再認識しましたが、そういえば、もっととんでもない歌があったのを思い出しました。

「けんかをやめて…私のために争わないで」などと、二人の男性が一人の女性を奪い合うさまを、その女性の視点から歌い上げる、というこの歌い出しだけで戦慄モノですが、、

ごめんなさいね 私のせいよ
二人の心 もてあそんで
ちょっぴり 楽しんでたの

「けんかをやめて」作詞:竹内まりや

いや、全部お前のせいなんかい。正々堂々、容疑を認めるな。確信犯として二人の男を籠絡するのも正気の沙汰ではないですが、また、これを歌にして、若い女性に歌わせた竹内まりや氏も、なかなか感覚バグってますね。

まぁ、これも「何を歌ってるか分かりやすい歌」であるが故に抱ける所感なので、作品としては優れているのか、と。

しかし一点ちょっとした疑問が。歌いだしの

けんかをやめて 二人をとめて
私のために争わないで もうこれ以上

同上

とありますが、この女性と、争っている二人の男性とは別に、「止めてお願い」と頼んでいる先にもう一人誰かいるのか?とも考えられます。となると、この人、ますますヤバいですよね、自分の不始末を自分自身ではなく、第三者に処理させようともしてますもんね…

そして全くの余談ですが、河合奈保子さんといえば、以下のドラえもんのシーンを思い出してしまいました。

ドラえもん18巻「ガールフレンドカタログ」のび太のクズっぷりが垣間見える回。

ここでもパロディになるくらい、河合奈保子さんの人気は凄かった、ということですね。

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