精神科医の辛いところ〜今宵の呟き〜





皆さん、こんばんは。




 今宵は、いかがお過ごしですか。私は、明日、外来なので、もうすぐ寝ます、早いよね。


 でも、それだけ、プロ意識が高いのです。





さて、本題ですが、



精神科医の辛いところ、と言うことで、



「もう正直、全てが辛いです」



 毎日、病むし、中途覚醒するし、外来でも、

 「あ、あの方とこれから話すのか」と言う、プレッシャーもあります。



「先生と話すのが、毎月楽しみです」←この一言が、重いのよ。



 グサッと来るからやめてよ(笑)、

 その、期待に応えられなかった時が、一番病む、もう、人生辞めたくなります(笑)。



 私は、

 相手の推しを調べたりと、良い意味で「愛」を表現するので、偶に、※陽性転移されることがあります。

 ※陽性転移:患者様が主治医に恋愛感情を抱くこと




 この前も、

 「先生と飲みに行きたいです」と言われ、いやそれ、もし行ったら、

 もう「患者と主治医の関係」ではないですからね。



 その転移(プラス)を如何に、正しい方向へ導けるかが、精神科医の力量だと思います。



 私は、一人の患者様と話せる時間は、長くて8分です。

 その数分を、通院時間や待ち時間を費やしてでも、話したい価値のある数分にしなければならない。


 大変なのです、土台(怒)!




 それで、ストレス溜まっているから、プライベートでは、超絶話すのね、

 飲み会だろうが、デートだろうが、


 今まで、受けた、圧倒的情報量を、その場で、全て跳ね返すかのように、止め処なく、話し続けます。


 何か、アニメでそのような技ありませんでしたっけ、「吸収した攻撃を全て相手にぶつける」みたいな(笑)


「もう、話すの辞めたら」と言うくらい話します。なので、プライベートはうまくいかないですね。


 精神科医で、バランス良く生きている人は、いるのですかね、私の周りにはいないですね。 



 そして、真面目に、働く人は、IQ高い人が多いので、独りを好みますね。


 この仕事は幸せなのですかね。


と言うことで、おやすみなさい、素敵な夜を。


精神科医ましろ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?