クレしん映画BEST3

私は30代半ばのサラリーマン。子供の頃にクレヨンしんちゃんにどハマりして、映画は全作視聴。いつの間にかヒロシと同年代になっていたが、あの頃の気持ちを思い返し、改めてマイベスト3をご紹介。

第3位 雲黒斎の野望
→1995年公開作品。戦国時代にタイムスリップした野原一家が、小国を乗っ取られた若殿と共に、謎の妖師一味と戦っていくストーリー。代物+SFという大きな設定であるが、特に前半の戦国時代での戦いが秀逸。しんちゃんが若殿をサポートしながら強敵と戦うシーンや、敵の城に一気に攻め込むシーンはBGMも含めて、熱くなれるほか、若殿の秘密など、ちょっとした伏線回収も面白い。後半に急展開するので、そこについていけない人もいるかもしれないが、個人的にはその飛びすぎ感も好き。
ちなみに好きな敵キャラは、またたびねこのしんという侍。

第2位 ヘンダーランドの大冒険
→1996年公開作品。ヘンダーランドいう巨大テーマパークを舞台に、地球侵略を目論むオカマ魔女一味との戦いを描いた内容。魔法が飛び出すなど、ファンタジーで楽しい要素もあるが、遊園地の影の部分や敵が徐々に迫ってくるシーンなど、若干ホラーチックな面もあり、いい意味で緊張感もある点がツボに入った。BGMも素晴らしく、今でもヘンダーランドのCM曲やトッペマの歌は口ずさめるほど印象に残っている。人を見かけで判断してはいけないという大事なことも教えてくれるので、是非観ていただきたい。
ちなみに好きな敵キャラは、ス・ノーマン・パー 渋くてかっこいい。

第1位 アッパレ!戦国大合戦
→2002年公開作品。ファンの間では、オトナ帝国の逆襲と並んで評価の高い作品。またまた戦国時代にタイムスリップした野原一家が本物の戦に巻き込まれていくという割とシンプルな内容であるが、表現ぶりなどはかなり大人向け。僕が初めて観たのは大学幸くらいの頃であるが、年齢を重ねて見返すたびに、このシーンにはこんな意味を暗示しているのかなと、分かってくることが増えてくる気がする。個人的に一番好きなシーンは、姫さまが野原家の車に乗って、又兵衛が馬に乗って追いかけるが、徐々に距離が離れていき、お互い見えなくなっていくところ。セリフのない一瞬のカットだが、今後の2人を暗示するような、切ない名シーンだと思っている。

他にも、オトナ帝国の逆襲はもちろん、ブタのヒヅメなど名作は多いが、個人的にはこの3作を強くオススメしたい。

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