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ディアンジェロはほぼ細川ふみえな件

皆様、洋楽はお好きですか。私は正直そうでもなかったです。

ヴォーカル曲はJ-POPでほぼ育ってきたし、日本語の歌詞で感情移入するので、洋楽にはそんなに興味が長らくありませんでした。

でも、最近、色んな構造の音楽、特にJ-POPでもいわゆるブラックミュージックと呼ばれる音楽の影響を受けた曲が増えて、そういう曲調のものに興味をだんだん持ち始めました。

J-POPで好きな、King gnuやSuchmos、Nulbarich、藤井風、Vaundyなど、彼らがどういうところから影響を受けたのかを辿ると、「ディアンジェロ」が共通項として浮かび上がってきました。
黒人ミュージシャンです。

こうなったら聴くっきゃない!
最初に聴いた曲、Brown sugarです。

この記事は、ディアンジェロの「Brown sugar」をモチーフにNulbarichという日本のバンドが作った曲の話でした。

今回は、「Really love」
この曲は、ディアンジェロを知らない人にも、洋楽にもブラックミュージックにも興味がない人にも、さっぱりと説明ができます。

イントロ。もう、イントロがそそる。
スピッツのロビンソンのイントロで、もうイントロだけで連れて行かれた、あの感覚を思い出します。

まず、フラメンコのような南国ギターの様相から始まる。情熱的な感じだと思っていたら、あれ?久石譲さんが作った?みたいなジブリオーケストラ調の壮大なスペクタクルに。

ヴォーカル部分は、意外と囁くような声で始まる。ブラックミュージックといえば、ノリノリでビートが効きまくったゴスペルみたいなイメージがあったが、囁く感じとゴスペル特有の音の重なりも聴かせつつ、リズムもダイナミックよりは繊細。

そして歌詞。これが例の題名の件である。

英語がわからなくても、何の問題もない。オールオッケー。
細川ふみえさんのヒット曲「スキスキスー」これをあてればオッケー。そんなに意味は違わない。

曲は全然似ていないが、本当に歌詞の内容が驚くほど似ている。

この曲、2016年の第58回グラミー賞で最優秀R&B賞に選出されたらしい。

クラシックギターと情熱的なブラックミュージックの別の側面。
でもイントロは抒情的で、私はジブリを思い出すのです。

ブラックミュージックルーツの上記の日本のアーティスト以外でも、星野源さんもディアンジェロが好きだというし、Official髭男dismもブラックミュージックの風味があるので、お好きな方は是非一度聴いてみてほしい。

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