キミになりたい〜I wanna be a humanbeing like you〜
昨晩、久しぶりに訪れたお茶ノ水駅前のDISC UNIONでたまたま見つけた、息子が昔から好きな絵師の猫のイラストがあしらわれたTシャツを買ったんだけど、結局、その日は酔っ払っていて渡せず、今晩、改めて渡したら、こちらの想像以上に喜んでくれて、ちょっと泣きそうになった。
というか、ぶっちゃっけ、ちょっと泣いた。
というのも、その場ですぐに着てくれただけじゃなく、イラストをじっくり見ながら、ここがいいよね〜といちいち説明してくれたりとか、彼は無邪気に喜ぶだけじゃなくて、プレゼントした相手にも喜んでほしいという気持ちでリアクションするからね。
そして、その後、一緒に入ったお風呂の中で、先日、亡くなった高橋幸宏氏のことについて話したときのこと。
僕が息子に、
彼は単にすごいアーティストだっただけじゃなくて、人間的にもとても素敵な人だったから、本当に老若男女問わずたくさんの人から、若くして亡くなった彼のことを惜しむ声があがったんだよ
って話したら、
みんなが哀しむ気持ちは理解できるけど、寿命だったんだよ
と彼。
えっ!どういうこと?
と僕が聞き返すと、彼は
たとえ人より短い命だったとしても、その人はきっとすごく濃くて充実した一生を過ごしたはずだから、とても満足して最期を迎えたんじゃないかな?だから、僕らが悲しむ必要なんて何一つないんだよ
と答えたのだった。
このとき、彼の40歳も年上の僕に、本当に自然とこんな感情が芽生えたのだった。
こんなどうしようもない僕だけど、
できれば、僕も
いつの日か
君みたいな素敵な人間になりたい
だから、たまには落ち込むこともあるけれど、明日からもっともっと頑張るよ。
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