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【企画参加】お父さんのこと好きかな?

先日、三羽 烏さんから、この企画への参加のご提案をいただいたときに、僕の頭に真っ先に浮かんだのは

「なんてタイムリーなんだ」

という言葉だった。

というのも、その時の僕は、ほとんど自分史上最弱級に弱り切っていて、まさしく

「好きだよっ!」

と言う言葉を世界中の誰よりも欲していたからだった。

だから、これはよいヒントをもらったとばかりに、僕は、早速、自分の周りにいる人たちに向かって

「こんなお父さんだけど、お父さんのこと好きかな?」

と聞いてみた。

すると意外にも妻からは「好き」ではなくて、その上位互換(?)に相当する「愛しているぜ」という言葉が飛び出してきた。

しかし、あまりにも意外な一言過ぎたから、あろうことかそれを聞いた僕は思わず吹き出してしまった(まぁ、照れ隠しもあったのだけど、ね)。

そのせいで彼女はすっかり機嫌を損ねてしまったので、おそらく今はもう前言撤回されているだろう・・・(トホホ)。

一方、息子からは、彼からこの言葉がもらえたらそれこそ息を吹き返すよな、と内心、僕が欲しがっていたのがバレていたのか、

「どちらともいえない」

という何ともつれない返事が・・・。

それどころか

「点数で言うと、55点」

というダメ押しの一言まで付け足された。

しかし、そのときの彼の言い方には「今はこいつを甘やかしてはダメだ」という大人の判断のようなものが入っているような気がしたから(まだ10歳の子供だけど(笑))、実際のところ、僕もそこまでは落ち込んでいなかったりする。

かたや自分が同じ質問をされたときにどうなるのかを想像すると、僕は、間違いなく

本当に好きな人たち(家族や友人)に対しては、はっきりと

好き!

と言えるだろう。

一方、そうじゃない人(上記以外のほとんどの人)には、おそらく

うっ!

と生臭坊主があんころ餅を喉につまらせたみたいに言葉を詰まらせてしまうに違いない。

そーゆー嘘をつけない性分の自分のことを特にダメだとは思っていないけれど、そのせいでずいぶん現世では損はしてきたなぁ、という実感はある。

ちなみに、この記事を読んでくれているあなたのことは、もちろん

好き

だお

芦田愛菜

だお

最後に、三羽 烏さんと言えば、本当に幅広く様々な音楽を聴いている素敵なパイセンなので、僕も彼にならって、最近、お気に入りの三曲を紹介します。

まず一曲目はカルフォルニア在住のJosh HwangのソロプロジェクトCASTLEBEATの新曲moonlightです。こーゆー気だるくてメランコリックな感じのインディーポップは本当に大好物で、気づいたら似たような曲ばかり聴いてます(笑)


続いて二曲目、

オアシスが一向に再結成しそうにないと思っていたら、なんと同郷マンチェスターの兄貴分ストーンローゼスのジョンスクワイアとリアルギャラガーがタッグを組むというまさかの、でも、とても嬉しい展開が。長生きはするものですね。で、曲も本当にオアシスとストーンローゼスをただ足しただけで、化学反応はまったく起きてないところがむしろいさぎよくてカッコいい!これぞブリブリの演歌みたいなブリティッシュロック。

最後は、昨年再結成した横浜のインディーロックバンド、アカシックの「you &I」
テレビではいつも誰も聴いたことがないヒット曲ばかり流れているけれど、それに倣えば誰も聴いたことない名曲ってのはまさにこーゆー曲のことなのかもしれないですね。

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