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幸せのカラフルな毛糸の帽子

とても分かりづらいとは思いますが、今回のタイトルは、

山田洋次監督、高倉健主演、武田鉄矢、桃井かおり共演の日本映画

「幸せの黄色いハンカチ」

のオマージュです。

それはさておき、

先月の温かさから売って変わって、悪魔将軍ならぬ、冬将軍がやってきたような寒さが続く今日このごろだけに、毛糸の帽子をかぶりたくて仕方がないという方々も急増中だと思います。

というわけで、今回はそんな皆様に向けて、毛糸の帽子も含めて、素敵な毛糸作品をたくさん生み出している作家さんをご紹介したいと思います。

その人の名前は、

ぼたんさん

と言います。

ぼたんさんは以前、noteをやっていて、僕もそのときに彼女と知り合いました。

当時はまだ本格的に毛糸作品を作って販売はしてなかったのですが、ぼたんさんの作品の、そして、ぼたんさん自身の人間的魅力にハマった彼女の友人たちの協力があって、現在では「SMILE SWITCH」という名前のネットショップで彼女の作品が購入することが出来るようになりました。

そのショップができるまでの経緯やぼたんさんに関する情報については、まさにそのサポートに携わった当事者のお二人が記事にまとめてますので、よろしければぜひご一読ください。

正直、ショップで販売されている実際の作品とこれらの記事を見ればじゅうぶんだとは思いますが、最後に蛇足を承知の上で、ぼたんさんと面識のある僕から、彼女の人柄を表すエピソードをひとつだけご紹介させてください。

実は先月、いろんな偶然が重なって、ぼたんさんと彼女の毛糸友達の毛糸買いつけの旅に同行する機会に恵まれました。

そのお店は京都にあったのですが、壁一面に色とりどりの毛糸がかけられていて、本当に圧巻な光景でした。

しかし、それ以上に毛糸に囲まれたぼたんさんの全身からドクドクと溢れ出している

毛糸LOVELOVELOVE

なオーラの泉に僕は圧倒されてしまいました。

と同時に、今まさに彼女の頭の中には、きっといろんな作品のイメージが次から次に浮かんでいるんだろうな

そんな印象も受けました。

一方で編み物を一切やらない僕はお店にいても正直手持ち無沙汰だったので、同じ境遇の友人と二人で、ぼたんさんたちがお店を見ている間、近所のお寺や神社を散策することにしました。

12月上旬の京都は、おそらく例年に比べても温かく、空には青空が広がっていて絶好の散歩日和でした。

それもあり時間が過ぎるのを忘れるくらい僕ら二人(自称いとうせいこうとみうらじゅん)は京都寺社めぐり散歩に夢中になりました。

で、ふと腕時計を見たら、北斗、いや南斗、2時間以上が経過していました。

や、やべえ、さすがに遅いし、もしかしたらしびれを切らして、みんな他の店に移動しているかも

と思いながら慌てて僕らは毛糸のお店に戻りました。

しかし、彼女たちはまだお店にいました。

それどころか、まったく時間が経過していなかったのではないのか、と思うくらい

ぼたんさんの全身から発せられる

あの毛糸LOVELOVELOVEな

オーラの輝きはまったく色褪せていませんでした。

しばらくしてお店を出てみんなでランチのお店を探しに京都の街を歩いていたときに、

ぼたんさんが僕にこの日買った戦利品について説明してくれました。

てっきり大量に大人買いするのかと思っていたら、片手で足りる量くらいしか買ってなかったぼたんさんを見て、じっくりじっくり吟味して厳選して、本当に自分の欲しい物だけを買ったんだろうな、ああ、いかにも彼女らしいな、と思いました。

そのうちの一つ、編み物用の道具(たしかステッキだったかな)について、

「これがあると便利でいろんなものが編めるんだよ」

と言っている彼女の笑顔が、とにかく無邪気で可愛くて、このときの笑顔を僕はきっと永遠に忘れないだろうな、と思いました。

そんな素敵な笑顔の主が編んだ毛糸作品に触れた途端、きっとみんなにも

笑顔のスイッチ(SMILESWITCH)

が入ること請け合いですよ!

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