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映画みたいな人生、人生みたいな映画

おそらくこの映画を観るのを楽しみにしている方もいると思うので、あらすじとかは全く話すつもりはありません。

ただ、とても素敵な映画だから、できるだけ多くの人たちに見てほしいということと、このタイミングでたまたま観ることができた自分の人生は、まるで自分好みの映画みたいだな、と思ったことだけ伝えておきます。

本当に、それくらい、劇中の、セリフ、エピソード、登場人物、食べ物、漫画、景色全てが、これでもかというくらい僕のハートを射抜き続けました。

というか、自分にとっては、あまりにもタイムリー過ぎたり、自分の人生にリンクする内容ばかりだったから、いつしか感動を通り越して可笑しくなった僕は、最後の方は泣きながらずっとニヤケているというアブナイ人と化してました。

自分の気持ちに正直に生きたいわけでは決してなくて、そう生きることしかできない僕は、今までたくさん傷ついてきて、それ以上にたくさん人を傷つけてきて、そんな自分が時々たまらなく嫌になるけど、そして、今日がまさにそんな日だったけど、その度にこんなお茶目な奇跡が訪れては、明日への活力を与えてくれる。

そんな僕の人生は、ハリウッド映画のように多くの人たちを惹きつけてやまない冒険活劇やラブストーリーでは決してないけれど、喜怒哀楽という四合わせ=幸せが濃厚に詰まった、すなわち、僕のようなオタクが大好物のミニシアター系のなんだか得体の知れない映画のようなものかもしれない。

けど、今はそんな映画みたいな僕の人生をこの調子のまま立ち止まらずに駆け抜けたいと思っている。

そして、僕はそんな自分やあなたの物語がやはり大好きなんだ。

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