地図帳が欲しい

高校時代は地理が好きだった。地図帳や資料集を眺めて「砺波平野か。いつか見てみたいな」「扇状地見てみたいな」とか思っていた。

関東の大学に入り、いよいよ自由の身に。普及しはじめのiPhone4Sの地図アプリを片手に東京を散歩した。地図を読むのは得意だったので、自分の気の向くままに歩いた。家に帰ると、その日歩いた道を地図上で辿り、「こういうルートもあったのか！」「この前歩いたココとココがつながっている！」と考えてニヤニヤする。

また海外旅行のフランスで、TGVの車窓から見渡す限り畑の風景を見たときは、大地の雄大さを強く感じた（私は平野が好きなのかもしれない）。

今も、地図を眺めるのは好きだ。子どもができて「週末どこいこうか？」と考えるときはまず、地図アプリを開く。子どもも大人も満足できるベストなルートを考えて計画し、実際に行ってみる。そして家に帰ったら地図を見て自主的に反省会。家族はわからないが、たいてい私は満足している。

今年のクリスマスは、最新の地図帳が欲しい（笑）