バイクユーザー車検 やってみた

我がバイク。ホンダのCB400SFは排気量が399㏄のバイクのため2年に一度車検が必要です。
このバイクを中古で購入して早や13年。フルノーマルのバイクのため車検はユーザー車検をしています。

ここでは初めてのユーザー車検について自分のブログより引用し、ユーザー車検は私のような素人でも意外とできるということをお知らせできるかなと思います。12年前の事です。
ちなみに私のバイクの知識としては、日常点検ができる程度です。オイルや冷却液の目視確認とか、バッテリーの取り外しや交換ができる程度のものです。

初めてのユーザー車検のまずは事前準備について。。。
ユーザー車検の予約をネットで取りました。
予約日に有給休暇も取得しました。これで日程的なものに関しては準備万端です。
さて、次は書類の確認ですね。今のところ揃えられるものですが。。。
1、車検証(今月末で車検が切れますわ。。。)
2、納税証明書(役所へ支払うものですね。4,000円は車と比較しても格段の安さですね。)
3、自賠責保険証(まだ更新していません。当日車検場の近くで加入しても良いらしいです。14,110円のようです。)
4、点検整備記録(これは重要らしいです。いろんなサイトで様式は手に入りましたので、プリントアウトしています。)
  ※整備自体は自分で次の休みの日にやろうと思います。自分なりにひととおりやって受けようと思いますね。
   専門的なことができない自分にとって、どこまでいけるのか?興味があります。
車検にかかわる書類は当日購入、記入があるようです。これは受けてから報告できればと思います。
そうそう、これらの書類を挟むバインダーも購入しました。
当日必要なのは、バイク本体と、これらの書類と、受検のためにかかる費用ですね。(大体20,000円と少しでしょうか)
何度でも思いますが、車検当日は晴れてほしいですね。曇りでもいいぞ~。雨さえ降らなければ。。。。

次に日常点検編です。
いよいよ車検日が近づいてきました。昨日は休みなので、その時間を利用して、点検整備記録簿を記入すべく、点検作業を行いました。
とはいえ、業者みたいなことはできません。点検のみという簡単な作業です。
まずバイクを縦に近い感じでたてます。CB400にはサイドスタンドしかないので、スタンド掛けをすると車体が斜めになってしまいます。そうなるとオイルの量が分かりません。
とはいえ簡単なものですが。。。。

ちなみに業者からの車検案内でいくと、車検代行料というのが15750円かかります。これを節約するためにユーザー車検を行うということですね。

点検記録簿に基づいて点検を行っていきました。分解作業とかはできません。あくまでも目視でできる点検や、実際にエンジンをかけてわかる範囲で行います。
ますはオイルの量ですね。

クリアしています。少し汚いかなあ。交換して半年経過しているからなあ。
冷却水の量。

バイクのサイドカバーを外して確認。問題なし。ついでに反対側のカバーも外して電気系統の線の状態を目視します。問題なしと。

ブレーキフルードの量。これは問題ありません。外装の状態を俯瞰して眺めます。タイヤの状態溝の深さを目視します。触ってみます。空気圧はたぶん大丈夫でしょう。測定器はありますが、窒素ガスなんでまず問題ないと思います。
チェーンのゆるみ。触って確かめます。スプロケットの状態。目視します。問題ありません。
ブレーキ、クラッチの遊び。触って確認します。問題ありません。
エンジンをかけてメーター類、灯火類の確認。

問題なし。異音は耳で確認。異音はありません。
マフラーからも異音はありません。クラクションもきちんと鳴ります。ライトも光軸まではわかりませんが、普通に点灯します。上むきも大丈夫です。購入時から何も触ってないですし、転倒もしていないのでたぶん大丈夫だろうと思いますが。
そんなこんなで点検記録簿を記入しました。

これで良いのか不安ですが、これで決行します。ケチ付けられるかなあ。内容について質問されるかなあ。
そのあたりが心配ですが。
ちなみに、車検には下記の工具も持参しようと思います。その場で簡単な作業ができるように持参します。

特に六角レンチは、現在バイクにボックスが付いているので外しなさいと言われた時に外せるようにですね。
ボックスは自分で取り付けたので、これを外すのは大丈夫です。
あとはバイクを少しきれいに拭きました。でも雨が降れば汚れるのは必至。

普段拭かない、目立たないところも拭き拭きしました。

天気予報では、曇りと雨の模様。梅雨入りしたので仕方ないですが、何とか曇りでもってくれないかなあと祈るばかりです。
合羽を着用して出掛けるのは良いのですが、車検を雨の中バイクを運んで行うのはすごく抵抗ありますもん。
屋根がある程度あるとは思いますが、移動は屋外でしょうから。
そうそう、あとはお金が必要です。当日自賠責に加入するのと税金や手数料も必要です。
お金も必要分は下ろしてきました。さあ準備は整いました。
後は当日を待つばかりです。一発で通りますように。雨も降りませんように。。。。。

このように点検を自宅で行いました。
それでようやく車検当日は次の通りです。
車検予約当日になりました。朝一で車検予約を取っていたので、検査場まで約1時間かかるため、自宅を8時前に出ました。肝心の天気ですが、怪しいものの雨は降っていません。しかし途中で降られるといけないので、雨合羽を上下に着込んでCB400に跨り出発しました。
朝の通勤ラッシュもあったせいか、結構道中混んでいましたね。それでも予約の受付時間少し過ぎて到着しました。
幸い雨もまだ降ってきません。
うーん静かな感じですわ。車もほとんど来ていません。一番乗りっぽいです。
事務所へ入りました。まず一言は「ユーザー車検ですが、自賠責に入っていないので入りたいんです。」と伝えたら、受付の方が丁寧に教えてくれました。それよりも、納税証明書の確認をされましたね。
隣の建物で、自賠責も車検に必要な書類も全部そろいますということで、隣の建物へ。その際に受付の人に「ユーザー車検を受ける人って多いんですか?」と聞いたところ、「そんなことないですよ」という答えでした。窓口にはユーザー車検を受ける方へといった張り紙もありましたが、まだまだ業者任せの人が多いんですね。まあそのほうが安心でしょうから。
隣の建物へ行くと、いくつか窓口があって、まずは自賠責を申し込みます。自賠責は14,110円。これは通知通りですな。
そして車検にかかる書類代30円也。これも支払いました。それから、重量税3,800円と印紙代1,700円を支払いました。あれれ?重量税が通知と違うんじゃないかな。通知は4,400円だったので、600円得したのか????
結局支払った金額の合計が、19,640円でした。おお~リーズナブルじゃないですかあ。
で、また初めの事務所へ戻って書類に必要事項を書き込んで、バインダーに挟み込んで提出。
ハンコはいらないんですか?と聞いてみたら、本人なので不要だとのこと。
さあ、いよいよ検査です。
検査場へ入るにはここをぐるりと矢印に沿って進めます。バインダーを持ちながら、バイクで移動するのは至難の業ですわ。
バインダーを持ってぎくしゃく、よろよろと検査場まで行きました。検査ラインは3か所あったんですが、2輪の場合は左端のラインでした。隣のラインでは乗用車が検査を受けているのが良くわかります。検査ラインの入口でエンジンを停めて、検査官にバインダーを渡しました。
すぐに検査が始まりましたが、検査官が早口で小声で、しかもこっちはヘルメットを被っているので聞き取りにくいこと。とりあえずエンジンをかけて、ウィンカー、ブレーキランプ、クラクションあとは検査官が長いハンマーを持ってあちこちコンコンしてました。次にマフラーの検査ですね。マフラーに検査用の棒を突っ込んで、棒の根元の機械の表示を見ると、○のところの電気が2か所点灯しました。通って当然でしょ。何せノーマルマフラーですから。
それからその検査官がバイクを眺めていて何を言うのかと思ったら、「スピードメーター検査は後輪ですね」と一言。おお~どこを見てわかったんだろうか。自分はずーーっと前輪だと思い込んでいました。流石プロの検査官。勉強になりましたねえ。
その検査官の一通りの検査が終わったようで、次の検査官に引き継ぎ、床のラインに沿ってバイクを移動させます。エンジンは付けっぱなしで、指示に従い、なんかの装置の上にバイクを停めます。バイクには跨ったままで。
まずはブレーキテスト。前輪がグイッと沈んで両輪を固定され、左足元にある細いバーを踏んでから、前輪が回り出します。で前後ブレーキを思いっきりかけます。その間検査官は隣で機械の指示音声に付け加えて説明をしてくれます。なかなか親切ですわ。
前輪ブレーキはオーケーです。次に少し前へ進めて後輪のブレーキテストです。先ほどと同じ要領で行います。
次にスピードメーターのテストです。同じようにバイクに跨り左足で細いバーを踏み続けます。バイクのメーターが40キロになったところで細いバーから足を離します。これも難なくクリアできました。機械の電光掲示板で検査のたびに合格を知らせてくれるのでこっちも嬉しくなってきますわ。いよいよ最後にライトの光軸検査です。
バイクを指定の場所で停めて、また固定されます。ライトは上むきにするように指示されました。(検査機械からね)
すると前方右側よりなんか大きな虫めがねを嵌めこんだような、昔テレビの画面を大きく映すためのプラスチックみたいなのを嵌めこんだような機械がライトの前に移動してきて止まりました。光軸の測定機ですね。
しばらくして、前方の電光掲示板に○がつきました。これにはホッとしましたねえ。また嬉しかったですわ。
検査官に「検査は合格です。隣の窓口でハンコをもらってから、受付に行ってください。」と言われ、ウキウキして一通りの手続きを済ませました。移動中にバインダーを落としたりしましたが、まあそれも良しとしよう。
雨が降っていなかったのが不幸中の幸いです。
受付で新しい車検証と、シールをもらって車検が終了しました。
車検場へ到着して、これらを終えるまでにかかった時間が大体40分くらいでした。検査そのものは私のような初心者でも20分くらいで終わりますね。
検査を終えるころには何台か車も来ていましたし、バイクも1台来ていました。バイクはハーレーかな。爆音を鳴らして動かしていたので、あれで検査は通るのかなあなんて思いましたね。
フルノーマル万歳ですわ。

車検を終えての感想としては、まずあっけないものだったなあということ。こちらは初めてなので、結構ドキドキもんでしたが、スムーズに終えて良かったですね。
それから、ノーマル車両はやっぱり車検では有利だなということですね。というよりノーマルであればユーザー車検のほうがずっと得だということです。
それから、事前の点検整備は簡単でもしておくとスムーズだということ。点検整備は前のブログでも書いたとおり普通にチェックすればよいようです。点検整備書類さえバインダーに挟み込んであれば特に何の質問もなく、簡単に終わりましたからね。
あとはトップボックスや、ドリンクホルダーはそのままで車検を受けれたことですかね。外さなくて良かったです。持参した工具類も全く使用しませんでした。
でも6カ月点検くらいは業者で受けようと思います。私はド素人なので、バイクの整備はやっぱりプロに任せて車検はユーザー車検でというのが自分のバイクライフには合っていそうです。

というのが自分の初めてのユーザー車検の経過です。
初めてでしたがスムーズに受けられましたが、次の車検から色々とトラブルもあったりしました。
トラブルも色々と参考になるかもしれませんので後々アップできればと思います。


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