バイクユーザー車検やってみた その2
我が相棒のホンダCB400SFは車検が必要なバイクです。
ただ、フルノーマルのバイクのために車検は購入時からユーザー車検で通しています。
今年もユーザー車検を受けました。
いろいろと学ぶことがあったのでそれを書こうと思いますがその前に2022年に受けた記録から読んでいただけるとつながってくるかもですので2022年のユーザー車検記録から。。。。
今年もやってきました。
バイクの車検の年です。
今年は身の回りが慌ただしく、落ち着いてバイクに向き合えない日々を過ごしていましたが、車検は受けないといけないので、何とかしないとと思っていました。
まずは、点検整備記録の作成です。ここの所バイクのオイル交換をしていないためオイルは汚れていますが、まあ規程通り入っているので良しとします。
他にも灯火類、車体回り、タイヤや安全装備(ホーンなど)をすべて確認し記録簿を作成しました。
次にビキニカウルを外しました。これは後軸検査で引っかかった時に調整をしやすくするためです。
六角レンチで外そうとすると中のボルトも一緒にくるくる回ってしまいはずせませんので、なんかの棚に付属でついてきた薄いレンチをあてがい、無事に外すことができました。
まあこれで良いだろうと、6月3日に車検の予約を行い、車検場に向かいました。
毎年天気には悩まされるのですが、一昨年に引き続き晴天に恵まれ、第2ラウンドと例年より遅い時間で予約をしたため、8時30分頃に出発。
9時30分過ぎに車検場へ到着し、まずは自賠責保険の更新です。
自賠責保険の窓口へ行くと、納税証明書と車検証と古い自賠責保険証を出してくださいと言われ、それらを手渡し、自賠責保険料を支払いました。
自賠責保険料は9,270円でした。一昨年が9,680円でしたので410円も安くなっています。ありがたや。
次にどうしたらよいかと思い、自賠責の窓口に尋ねたら隣の窓口へと言われユーザー車検の旨を伝えると書類一式を渡して、重量税と審査書類他一式の料金を支払い、返された書類をそのまま車検受付へ持参しました。
重量税が4,600円、審査証紙代1,300円、登録用紙代400円は一昨年と変わらずでしたね。
あと、今回は光軸検査が引っかかったため調整代として2,200円かかりました。
必要経費は合計17,770円でした。光軸検査がそのまま通れば15,570円ですね。本当にリーズナブルですわ。
で、検査窓口で書類に必要事項を記入し、バインダーに挟んでいざ検査場へ。
まずは外観検査です。ホーンや灯火類、ねじ類をハンマーでコンコンして確認し係員が書類にハンコを押して、「検査用のボタンをメーターは後輪で、1灯を押してもらって、後のやり方はわかりますね」と言われ、思わず「ハイ」と答え、検査場へ。
言われたとおりにボタンを押し、書類を機械に通して、まずは排ガス検査です。排ガスも年式の指定がありましたね。
エンジンをかけて、プローブをマフラーに突っ込み待ちます。排ガスは「○」でした。
次にブレーキ検査です。前輪を指定の場所に乗っけてスイッチのバーを踏みます。でもなんだかいつもと違う感じで、再検査をしますと音声が流れ再検査。そのまま後輪のブレーキテストも行うということで、後輪を同じ場所へ乗っけて検査を行いますがこれも再検査しますと表示され、再検査。最終的に「×」が付きました。内心パニックですわ。頭の中も「???」が飛び交います。
こんなこと初めてだったんで。次はスピードメーターです。パニック中の検査でしたので、エンジンをかけ忘れていてメーターが動かなかったんですが、あわててエンジンをかけ、メーターが40キロを指した時点でスイッチを離してこれは何とか「○」でした。次は鬼門の光軸です。
結果は「×」でした。これはあわてなかったんですが、ブレーキテストだけは納得がいかず、とりあえず光軸調整をしてもらい、そこの担当者に「ブレーキテストが引っかかったんですがどうしましょう?」と尋ねましたが、「ここは光軸だけなので、検査担当者に聞いてください」と言われ再度検査場へ。
また検査用のスイッチでブレーキテストと光軸テストのボタンを押して検査台へ。
ブレーキテストは再度「×」がついてしまいました。光軸は「○」でした。
当日の車検へのチャレンジは3回までになっており、後がない状態で、検査の最終書類担当者にブレーキテストについて聞いてみましたが、「前の人の検査を見てください」とだけ言われ、後がないのでとりあえずバイクを置いて検査の状況を見ました。
更に検査担当者に聞いてみたところ、「レッ○バ○ンさんのやり方を見てください」と言われたので、とにかく検査の様子を見ることにしました。担当者は個人的に便宜が図れないのでこういった返答しかできないんだろうなと思いましたが、すこし水臭いなとも思いましたね。
レッ○バ○ンの検査状況を見ていて、流石検査に慣れているなあと思いながら見ていましたが、光軸検査が結構「×」が出ていたのでなぜか笑えましたね。
しかし、ブレーキテストのやり方がいまいち理解できず、どのやり方を見ても頭の中は「???」が飛び交います。タイヤを検査台に乗っけるとゆっくりとタイヤの前後にあるローラーが回ってそれをブレーキで止めるということで検査をしているようでしたが、そのフットスイッチとブレーキ解除及びブレーキをかけるタイミングがいまいちわかりにくい状況で何度見てもわかりませんでしたね。
一つ理解できたのは電光表示板の指示と音声の指示がずれていることでしたね。
ですので、音声の指示を聞いてその通りにすると表示よりも動作が遅れてしまうということでした。
それを理解して、後がない状態で意を決してブレーキ検査のボタンを押して再度検査を受けます。
分かったつもりで行ったんですが、電光表示に「もう一度検査します」と表示された時はめちゃくちゃあわてましたね。その様子を見ていた最終書類担当者がマイクで「落ち着いて、もう一度バーを踏んで話してください」とアドバイスをいただき、その通りに行いようやくブレーキ検査で「○」が付きました。本当にホッとしましたね。思いっきり力が抜けた感じでしたよ。
ブレーキ検査で×が付くわけないのですが、今回は指示がいまいちわかりにくく、なんか今までと変わったような感じでやりにくかったのは確かです。今までブレーキ検査で×が付いたことはなかったですからね。
とはいえ、ようやく新しい車検証とシールを交付されました。
今回は冷静にやり方をしっかりと確認して車検に臨まなければならないという教訓を得ることができました。
次回はそうやって車検の流れを実際に確認してから臨もうと思いました。
しかし焦ったなあ。
というのが2022年のユーザー車検記録ですね。
これに続いて今年の記録が次の通りです。
良い天気に恵まれました。
我が相棒CB400SFの車検日になりました。
早朝の仕事で通常起こりえないことが起きて予定よりも帰宅が30分ほど遅くなってしまいましたが、それでも午前8時前に自宅を出発。
朝の気温は18度。寒いくらいでしたが、天気が良いため気持ちよく車検場まで走れました。
8時50分くらいに車検場到着。まずは自賠責保険と重量税、検査登録印紙の支払い手続きをおこないました。
窓口の人に現行の車検証、自動車税領収書、今年までの自賠責保険証をセットして渡しました。
窓口の下の壁に自賠責保険料一覧がありました。
我が相棒の自賠責保険料は24カ月で8,760円です。で、重量税が5,000円で検査登録印紙代が1,800円。合計15,560円でした。2年前と比較して自賠責料金が下がり重量税他印紙代が値上がりしましたが、10円安くなっています。
光軸検査も引っかかったために調整料として2,200円でした。これは2年前と変わりませんね。
必要書類を全てそろえて、車検受付窓口へ行き、車検の手続きを行いました。
2枚の書類に必要事項を記入し、窓口から書類一式を渡されそれとバイクと共にいざ検査場へGO!!
場内はノーヘルでも大丈夫なのですが、しまうところがないので被ったまま検査場へ。
エンジンを止めてまずは検査官が外観検査を行います。タイヤやあちこちの締め付け確認のためハンマーでコンコンしてましたね。
次にエンジンを掛けてウィンカー、ヘッドライト、ブレーキランプ、クラクションの検査を実施。
次にスピードメーターは後輪ですね。検査官が呟いて、排気ガスの検査。ブローブという棒状のものをマフラーに突っ込んで結果待ち。程なくして検査は○ということで、書類の通過印を押すための機械に書類を差し込み押印。
次が前回も苦労したブレーキテストです。とりあえず検査場所までバイクを乗り付け指示通りに進めますが、今回もうまくいきません。検査官が機械室の担当者にマイクで「もう一回やり直して!!」みたいなことを言ってますが、うまくいきません。
一旦検査場を出て、1周してから戻ってきてと言われ、その時に検査の進め方のビデオが小さいモニターで放映していたので、これを見てから再度受けてくださいと言われたので一通りそのビデオを見ました。
こんな大事なことをこんな小さなモニターではなあ。。。。と悶々しましたよ。
再度検査台にバイクを乗せて再検査をしました。ようやくブレーキテストとスピードメーターテストは○が付きました。光軸についてはやはりというか下向きになっていたようでバツが付けられました。機械が動いているときにヘッドライトを上向きに動かしたら合格してたかもと思っちゃいましたが、まあこれについては隣の施設で調整してもらえばよいのでそれで良いのですが、検査官から「受付を済ませて必要な整備をしてから再検査ね」と言われ、光軸の調整を済ませて再度検査場へ。
いつも通り隣の施設で光軸調整を2,200円でしてもらい、再度検査場へ。
光軸検査も無事に通り車検証を発行してもらいました。
めでたくシールも発行してもらってこれで2年間はまた相棒と楽しく過ごせますわ。
ところで、今回のスピードメーターテストでダメな理由として自分なりに解釈できたことがあります。
それはビデオのモニターの説明がスピードメーターの検査が前輪の場合での説明だったので我が相棒は後輪になるためそのままビデオの説明通りにはいかなかったのではないかということです。
ビデオではまず検査台に前輪を乗せてメーターテスト、ブレーキテスト、次に後輪を乗せてブレーキテストという流れでしたが、後輪の場合はまた違う流れだったようでそれを十分理解できていなかったんですよね。
とはいえ、場内の案内電光掲示板や音声案内によると、我がCB400SFの場合に「ブレーキを掛けてください」という指示がいつ出されたのか分からない状態でいつの間にやら音声も電光掲示板も「ブレーキを離してください」というものになっているのでどの流れでブレーキを掛けたらよいのかで混乱してしまうということが一番の問題だなということでしたね。また音声と電光掲示板との指示が一致していないと感じたところも、これってどうよ?と思ったところですわ。
これについてはユーザー単独では進めにくいと思いますよ。ですから検査官に横にいてもらってブレーキの掛け時のタイミングだけ指示してもらいたいなあと思いましたね。前輪メーターでの対応しかビデオでは説明されていないですからねえ。
ちなみに光軸の再検査の時相手してもらった若い検査官は「前のバイクの検査が終わってから光軸の再検査のボタンを押して、所定のところへバイクと行ってください。」「不明点があれば聞いてください」と言ってくれたので最初の年配の検査官よりもよほど親切に対応してくれるなあと感じた今回のユーザー車検でした。
まあ車検は無事にパスしたのですべて良しとします。
以上が今年のユーザー車検の記録です。
バイク。特にCB400SFのユーザーには参考になれば幸いですね。
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