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スピリチュアルを否定する人の心理

「スピリチュアル」という言葉が世間に浸透しはじめて、いくらかの時が過ぎました。

スピリチュアルを肯定的に捉える人がいる
一方、頑なに否定する人も多いです。

スピリチュアルを肯定することが良いこと
ではありません。

否定することが悪いことでもありません。

ですがスピリチュアルを否定する人たちの
多くに共通する、ある誤りがあります。

それは何かと言うと、

そもそもスピリチュアルでは無いものを
スピリチュアルだと思っている。

ということです。

スピリチュアルに強い拒否感を示す人の中
には、過去にスピリチュアルに「騙された」経験がある人が多いです。

最もよくある例としては、占い師や霊能者に多額の金銭を要求されたという話でしょう。

「スピリチュアル」を信じてお金をいっぱい払ったけど、騙された!という人の心の中
には、

お金はかかるけど、有名な霊能者に会えば
自分を幸せに導いてくれるはず!

という、誰もが陥る可能性がある、
依存的な考えが潜んでいたのです。

そうした考え方は本当の「スピリチュアル」とは到底言い難く、かけ離れたものです。

そもそも霊性に関することは、
お金とは無関係です。

スピリチュアルに否定的な人は、
「詐欺」をスピリチュアルと信じた結果、
スピリチュアルを「嘘」としているのです。

本当のスピリチュアルを探求している人は、
沢山のお金を払って霊能者に救いを求めたり
することはありません。

人間、心が弱ってくると何かに縋りたくなる気持ちは、私もよく分かります。

ですがスピリチュアルは縋るものではなく、綺麗事で誤魔化すものでもなく、
ただ自分自身と向き合う為のものです。

脱スピ系!

と言ってハツラツとしている人々は、
そもそも虚偽を信じていた訳ですから、
脱スピはある意味、正解でしょう。

変にスピ系の人よりも、真っ当な無神論者の方がよほど「スピリチュアル」な生き方を
している
のは皮肉ですが、事実です。

本当の「スピリチュアル」とは何なのか。

その正しい定義が世間に広く流布した時、
スピリチュアルを否定する人の心もまた、
認識が改まっていくのだと思います。

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