「それ、どうやって作ってるんですか?」に参加して

10/12(水)開催「それ、どうやって作ってるんですか?」に参加しました
しずる 村上さん ピース 又吉さん のお二人がお話しされていた内容をざっくりまとめました

又吉さんは普段どうやって作品を作っている?

・何について書く?
 →①自分でテーマを決めて、それをもとに構成を考える
    ②お題をもらってそれをもとに書く

物語を作るうえでの考え方

ざっくりとしたシチュエーションから焦点を絞っていく
例えば、「恋愛」をテーマにしたとする
いつ頃の話?→秋
秋のどれくらいの時期?→10月ごろ
秋といえば→外で涼みたい→好きなベランダ→ベランダで本を読む
ベランダで秋刀魚を焼いている→相手がいい人
二人の出会いから物語が始まる…的な

上のように広げていった結果、これ以上ムリ、となった場合は引き返す
引き返すときは、ただでは引き返さない
使えるものはそのままで、使えないものは別で没ネタとして残す

没ネタは没ネタとして持っておく

どこか別の場面や別の話でうまく使えるかもしれない
3つくらい集めて、没ネ同士をドッキングする

その場にある情報から物語を作る
客観的な視点をもつ
自分が伝えたい感情を見つける
自分の中に枷を作る

又吉さんの場合は「恥」であったということ

又吉さんのポイント

恥ずかしがっている姿が面白い
自分の記憶の中で感情が動いたポイントが大事 
怒りは客観的に見れない
恥や悲しみは客観的に見れる

生まれた時からの考え方の変化を理解する
 子供の時と高校生の時は違う
 学生と大人は違うなど
年齢や世代を考えてキャラクターを書く
視点を考える
キャラクターの枠を考える

物語は自分のすべてを出すのではない
キャラクターの枠に沿って表現する

大切なこと
経験を積むこと、知識を得ることで幅が広がる
自分でお題を作る⇒自分で回答してみる など

自由律俳句

音数に拘らず自由なリズムで読む
季語はなくてもよい 

質問コーナー

描写が思い浮かばないときどうやって乗り越えてる?
部分的に考えて書く 全部描こうと思わない

感想

作品を作るうえでの考え方を実際に作品をつくられている又吉さんのお話を聞き、とても参考になりました
すごくわかりやすく落とし込んで話していたので、理解もしやすかったです

個人的には、自由律俳句を拾っていただけたのがうれしかったです。

今日も家でひとり


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