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あのCMに悩まされる季節となりました


以前、CMを見て不思議なおもちゃを買った子どもの頃の話を書きました。その傾向が今でも続いています。
今は購買行動には結びつかないけれど、
どうやら私はCMに弱い。
好きなCMだと作業を中断してぼーっと見てしまうし、嫌いなCMが流れるとチャンネルを変えてそのまま番組の後半を見逃したりしています。

コマソンにも引っ張られて、ずっと同じ曲を歌っていることもあります。

全国よりローカルのコマソンの方が印象に残っています。
出稿量なのか、長い間使うからなのか、メロディーなのか。
宮城県ならベニーランド、岩手県ならかもめの玉子とか、ほとんどの県民が知っているのでは。

そんな中、全国CMなのに耳に残るフレーズが毎年、この時期に流れます。それが…

(デリケアエムズ)

とても覚えやすいメロディーと歌詞で、気がつくと歌ってしまう。
「夏〜は股間がカユクなる〜♪」って歌ってる。
メンタル好調で、ノッている日は気がつくと「カユクなったらデリケアエムズ〜♪ランラララン♪」って。
いかん…、いかんよ…私。

周囲に人がいるのに気づいて、ハッ!となるんだけど、途中でやめると「夏は股間がカユクなる」と楽しそうに呟いたヒトになるので、いや、あの…、実際に股間が痒いんじゃなくて歌っていただけ、を知らしめなければならず後半を鼻歌で歌い、できればコマソンとわかって欲しくてラストだけ小さな声で「デリケアエムズゥ♪」と歌って何とかごまかしたつもり。

ある時は誰も居ない職場で掃除をしているうちにノリノリのノリで、歌うだけじゃなくてフリまで真似して「掻ーかずに治そう♪デリケアエムズッ♪」とやり切った後にふりかえったら後輩が困った顔で「おはようございます…」
違うぞ、後輩くん。あの時、君には「センパーイ、一人で何やってんスか」と笑ってほしかった。困った顔で挨拶をされたら「へ、へへ、おはよう、エヘヘ」とだらしなく笑うしかなかったよ。
まあ、朝からデリケアエムズを歌い踊っていた私が悪いんですが。

こんな事を毎年繰り返しています。
今年はデリケアエムズのCMに遭遇する機会が少なくて、今のところ(うっかりデリケア)をやっていないけれど、油断は禁物。

私には要注意ですが、CMとしては成功しているのだと思います。
私が男性で初夏に股間が痒くなったら、ドラッグストアの店員さんに「暖かくなってきて股間が痒いのですが、何か良い薬はありませんか」と訊ねる必要もなく、デリケアエムズを探し出せば良い。
股間が痒くなるのは罪では無いのに訊きにくいし、ありがたいと思います。

デリケアエムズに限らず、CMは短い時間で印象を残すものですからインパクト命。
昭和の時代に比べるとかっこいい系が多い中、デリケアエムズのような古い感じのCMが印象に残るのかも知れません。

こんなの書いていると歌ってしまいそう。気をつけようっと。

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