自分で自分を満たす

心に隙間があるとき

人は自分以外の何かで満たそうとする

物質的なものや、体験、話を聞いてもらうなど

人それぞれに嗜好があると思う

以前の私自身もそうだった

鬱になりかけた時には、甘い食べ物や買い物依存に落ち入り、

育児中は近所の精神科の個人医院に2回ほど通った

でも、どれもただの対処療法だと気付いた

その瞬間は快楽や居心地の良さを感じたり、胸の苦しさを吐き出したり、心を解放できる

厄介なことは、この対処法だと、何度も同じ問題が浮上してしまうのだ

話すことで楽になり、治ったと思った鬱病さえも、少し時間が経てばまた、再燃してしまう

ここで大切なことは、同じ対処療法に頼るのではなく、

普段ならやらないこと、考えないことに勇気を出して、実践していくことだ

それは依存という状態から抜け出すことである

自分を奮い立たせ、本気で立つこと、歩みを止めないこと

今の情けない自分を変えたいなら

反対の自分を目指せばいい

心が弱っているのなら、更に弱らせるような依存に走るのではなく

心を強くするような言動や行動を取り続ければいい

一気にやろうとすると、心は悲鳴をあげてしまうから

少しずつ、小さなことから、始めていく

一つできたら、自分を褒める

そうやって毎日少しずつ変化していき、最終的に

強い心を取り戻せたなら

鬱に悩んでいた自分はもういない

現実を信じられる自分に変化している

現実はいつでも自分の味方である

頑張ろうとしている人には手を差し伸べてくれる

目の前にチャンスをくれる

心が回復していけば、そのチャンスに気づいて、掴むことができる

だから、自分で自分を慰め、癒して、奮い立たせよう

自分の足で立てることが、自立なのだから




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