若者と農業
~米つくりの過程~
3月~4月
種子まき
→・箱にシートとスポンジを敷き、種を埋め込み、もみ殻を敷く
・種まき機を使用して行う
育苗
→・ある程度の高さになるまで苗をビニールハウスの中で育てる
・約一か月かかる
・温度を20~25℃に管理
(ビニールハウスの側面のビニールを開けて風を送る)
4月~5月
代かき
→・田んぼの土を砕いて土の性質をよくする
・田植えの前にトラクターや耕運機を使って行う
田植え
→・田植え機で田んぼに苗を植える
・機械を使うことで均等に苗を植えることができる
5月~9月
水の管理など
→・約四か月間水の管理をして育てる
・今後稲に成長する段階でとても重要な作業
9月~10月
稲刈り
→・コンバインで稲を刈る
・コンバインを使えば稲からもみを外す脱穀の作業も行うことができる
乾燥・もみすり
→・刈り取ったばかりのもみ(稲の上の部分)は水分が多いので乾かす必要 がある(腐ったりカビになる原因)
・乾燥機にもみを入れて熱風をかける
・もみからもみ殻をとる
出荷
→・もみすりをする
・選別(大きさが一定以上の大きさの玄米)
・袋詰め作業(規程の重さ30.5kg)
・パレットに積む
若者の農業離れについて実際の農家の声
・農業離れというより、日本の高齢化が進み、もともと若者が少ないと思う。
・若者は都市部へ出るなどといった人が増えてきたと思う。
・農業の機械化が進み、農家の人出を多く必要としなくなったのも考えられる。
今後の若者の農業離れ
若者は農業を離れていくだろうと考える。やはり農業と言ったら、汚い、臭い、きついといった3Kのイメージが定着しつつある。365日休みがないといった印象や、天候にも左右され、安定した収入の確保ができるのかが心配という意見がきこえてきた。新潟と言ったら、米といったイメージがあるが、このように若者の農業離れが進むと、農業の存続が難しくなる。なので農業離れの対策として、若者を呼び込むために農業にIT技術を活用することが大切だと考える。IT技術の導入で生産効率をあげ、安定した収入を得れるようにしていくことが必要だと思う。農業の重労働の軽減や人手不足を解消すれば、誰でも気軽に始められるようになり、農業に対するネガティブなイメージを変えれると思う。
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