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リボルディングドア


暑い暑い8月
皆さん、夏休みはしっかりとられましたか
子どもたちのようにはいかないまでも、大人にも夏休みは必要
暑さがこたえる年になったからでしょうか
あるいは、日常を切り替えたい願望か

でも、そんな時ほど、そうはいかない事情があります。社会人らしく、上手にリフレッシュする方法も身につけたいものです

さて本日は、「公務員の待遇改善」を伝える人事院勧告の記事を見ながら感じたことです

仕事がらよく目にする、学校の働き方改革、学生の教職離れを懸念する話題とともに、この“国家公務員離れ”を懸念する話題が目につきます
東大生がキャリア官僚をめざさなくなった、若手官僚の離職率が高まっている…等の問題意識です

要因には、給与等の待遇、深夜残業など勤務環境、年次横並びの年功序列などがあげられています

次世代を担う教師という仕事が敬遠され、
国家運営を支えるキャリア官僚も
まさに、いずれも国家的危機です

この記事の中で、人材が官と民を行き来する、リボルディングドア(回転ドア)と呼ばれる仕組みの必要性を指摘する記載がありました

私は以前から、学校人材には多様性が必要
そのために、企業と学校、官公庁・自治体と学校など、人が行き来する、人の流動性が高まっていくことが望ましいと考えてきました
読者の皆様は、どうお考えでしょうか

生徒主体の学びへの転換、学校の中だけでなく、様々な交流を体験、研鑽して成長できる環境をつくるためにも、もっと多くの社会人が学校に関わることが望ましい

そのために、異業種からの転進を支援する機会、インターンや交流イベントの機会提供など、役に立つ仕組みを構築できないか、考えています

同時に、現職教職員にもより自身の志向や希望にあう適地への移動(適材適所)を支援する仕組みも必要と考えます

多様な人材が集まり、持ち味を活かして新しい教育を追求し、教育効果を持続的に高め続ける

子どもたちにとってはもちろん、学校人一人ひとりにとって望ましい学校づくりを、人材面からも進めていく必要があります
社会人の一人として、私ができることから始めようと思います

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